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モーター スポーツ コラム 2021年8月14日

【SUPER GT チームの舞台裏にお邪魔してみました】19号車 TGR TEAM WedsSport BANDOH 坂東正敬監督&宮田莉朋選手

SUPER GT by 島村 元子
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さらにデータエンジニアとエンジニアとあと国本さんのフィードバックのコメントを聞いて、『だいたい計測3周目までにこのくらいの温度でこうやって(タイヤを)温めればいけるだろう』っていう(ことに対しての)結果が、富士(でのポールポジション獲得)だったんです。今、細かいセンサーとか付いているんでそういうのも頼りにして(います)。今はヨコハマタイヤをまだまだもっと強くしなきゃいけない部分があるんですけど、そういう細かい情報をちゃんとタイヤ屋さんに伝えないと、タイヤ屋さんもやっぱり『この温度ならこのタイヤがいいんで』とか(タイヤメーカーとしての見解)があるし。僕らも僕らで『このときはこのタイヤがいい』って色々と意見が食い違うんで、そのときには『こういう温度で走ってたからこのタイヤが良かった』ってちゃんとした理由がないと速く走れない。それこそ富士(の予選)は結果がすごく良くて、もてぎも悪くなかったですけどあと一歩足りなくて……。でもそういったこと(不足分)は自分の中でやるべきことだと思っているんので、そこが今はたまたまうまく行ってるだけで、この先はわかんないですけどね。でも自分的にそうやってやっていけば、結果は残るんじゃないかなといつもやってますね。

【宮田選手に“先行投資”!?】

B:今、楽しい?(タイヤを)開発しながらレースをするのは?

M:去年よりっていうか、カートの頃からずっと開発は楽しいですね。カートの全日本のカテゴリーってタイヤ開発が必要なクラスで、(宮田が参戦していた)その頃もやっぱりブリヂストンが強くて。僕はダンロップだったんで、ブリヂストンにどうやって対抗したらいいかっていうのをつねにやってた側だったんで。GT300から開発はやらせてもらってましたが、カートの頃から楽しかった思いだったりとか、逆に色んなタイヤを味わうことができるんで。そのときのサーキットによってこの構造とゴムがいいっていうのがサーキットによって違うので、それがGTになって経験できるというのはすごく楽しいですし。ただ、僕はまだ一度もBS(ブリヂストン)を履いたことがなくて、その世界を知らないんです。人生の中の1秒ってあっという間ですけど、レースだと命取りになるじゃないですか。その1秒をどうやってタイヤで作れるか、そういう開発をカートの頃からやってるので、『あのとき、こうことをしてたな』っていうのをすぐヨコハマタイヤさんに伝えているし、そういう開発は楽しい。結果が残ってくるとみんなで頑張って良かったなと思えるんで。これからも頑張っていく必要があると思います。

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