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モーター スポーツ コラム 2021年8月12日

【FIA フォーミュラE世界選手権 2021 第14戦&15戦 ベルリン:プレビュー】18人が世界王者になる可能性を秘めた刺激的な最終戦

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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ニック・デ・ブリース(メルセデス)

メルセデス

そんな中、最終ラウンド・ベルリンを前に選手権をリードするのはニック・デ・ブリース(メルセデス)=95点です。第12戦、第13戦のニューヨーク戦を前にした時点ではシリーズランキングの上位5人にいなかったドライバーが、2位表彰台を2回獲得して一気に首位に躍り出るという驚きの事態。これはもはや最後のレースがフィニッシュするまで誰がチャンピオンになるかは全く読めない展開です。

ランキング2位で続くのはロビン・フラインス(ヴァージン)=89点で、首位のニック・デ・ブリース(メルセデス)と共になんとオランダ人が1−2という状態です。ただ、フラインスは今季まだ1度も優勝がないドライバーですが、ディルイーヤとモナコで2位表彰台を獲得しています。アウディのパワートレインを使うサテライトチームですが、「ヴァージン」はチームメイトのニック・キャシディ(ヴァージン)も2位表彰台を2回獲得してチームランキング首位。初年度から参戦するチームが悲願のタイトルを獲得できるビッグチャンスです。

そしてランキング3位はサム・バード(ジャガー)=81点。前戦まではランキング首位でしたがまさかの2戦連続リタイアでノーポイントに終わったバードはトップから14点差をつけられてしまいました。2戦連続リタイアでこの差なら思ったより大きなダメージではなかったという感じかもしれませんが。

ランキング4位は第12戦で2勝目を飾ったジェイク・デニス(BMW)=81点。ランキング5位はディフェンディングチャンピオンのアントニオ・フェリックス・ダコスタ(DSテチータ)=80点と僅差で続きます。

最終戦ベルリンは昨年は3つのレイアウトで行われましたが、今回は8月14日(土)の第14戦が反時計回りのレース、そして8月15日(日)の第15戦が時計回りのレースとなります。土曜日と日曜日で全く違う様相となりそうなところが最終戦の大波乱を呼ぶ要素です。昨年の反時計回りレイアウトではアントニオ・フェリックス・ダコスタ(DSテチータ)が最速で、ダコスタが2連勝。時計回りレイアウトではジャン・エリック・ベルニュ(DSテチータ)が最速で、マキシミリアン・ギュンター(BMW)とベルニュが優勝と、データ上はDSテチータとBMWが良い結果を残しています。

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