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モーター スポーツ コラム 2021年7月31日

SUPER GT 第4戦:阪口良平(No. 2 muta Racing Lotus MC)「第3戦までは『おめでとう』と言ってもらえるので、うれしい」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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──改めて、ロータスエボーラMCはどういうクルマなのでしょう?
阪口:まず、自分も東京オートサロンで発表していたときのエボーラを見てスゴいな、と。ミッドシップになって、マフラーの位置もすごいし、ディフューザーもスゴいし。車体もドライカーボンだらけなので、ほんとカッコいいなと思いました。まさか(SUPER GTで)自分がドライブするとは思わなかったですが。去年、MC86をドライブして、(今シーズン)ロータスに乗ったときにリアのトラクションというか安定度はだいぶ違うように感じました。ミッドシップなんですが、個人的にはポルシェの感覚もあって。しっかり蹴り出すと。車内は狭くて僕と加藤さんの身長差が結構あるんですが、同じシート位置で走っているんです。シートが動かないんです。僕、(クルマに乗るときは)”やどかりチック”に入っていくんですね(笑)。でも、乗ってると音もすごいし。MC86はマフラーが足元のあたりにあるんですが、(ロータスは)そういう細かなところのケアというか、ひと言でいうとすごく楽ちんというか、音とか振動とか。メンテナンスをやられているインギングさん、クインゲルトさんがすごく色んなことを毎回やってくれるんですが、(車内が)涼しいとか。エンジンも後ろなんで。その辺はドライバーとしてすごくラクですね。

2号車 muta Racing Lotus MC

2号車 muta Racing Lotus MC

──ラクなクルマということは、ベテランでもある両選手にとって「やさしいクルマ」でもあるのですね!?
阪口:そうですね。お祝い(メッセージ)の中で、『(加藤選手と)歳を合わせて99歳!』とか色々言われてたんで。若い子でも(暑さ等、タフなレース展開になれば体力が)持たない子は持たないと思うんですけど、僕は熱中症になって倒れたこともないし、ラクというのは集中できる時間が長いことにもつながるので、その点は本当に助かっています。ただロータスのデメリットじゃなくて”ミッドシップあるある”なんですが、吸気温度が高いんです。前にエンジンやリストリクターがあるわけではなくて後ろにあるので、ちょっと夏場になると温かい空気を吸って走ることになる。そこでまぁちょっとしたストレートの差とかパワーの差とか出るのかなという感じはします。

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