人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
SUPER GT 第4戦:阪口良平(No. 2 muta Racing Lotus MC)「第3戦までは『おめでとう』と言ってもらえるので、うれしい」
SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子第4戦を制した 2号車 muta Racing Lotus MC
「SUPER GT あの瞬間」と題して、レース内容をドライバー自身に振り返ってもらう本企画。一部映像化し本コラムの最終ページで視聴可能である一方、本コラムでは余すことなく全文を紹介する。
厳しい暑さの中で繰り広げられた第4戦もてぎ大会。レース中盤を過ぎて2度のFCY(フルコースイエロー)が導入され、トップ争いにドラマが生まれた。結果、巧みなチーム戦略を完遂させたNo. 2 muta Racing Lotus MCが優勝。自身、46歳にしてSUPER GT初勝利を手にした阪口良平選手が「あの瞬間」を語る。
初優勝の阪口選手
──初優勝、おめでとうございます
阪口:SUPER GT参戦は2006年からだと思うんですけど、15年目にして勝ちました(苦笑)。長かったかなぁ〜(笑)。諦めが悪いというか、やっと結果が出ました。まぁこれで満足しているわけじゃないんですけど、とにかく優勝というのは自分の中で大きいですね。
──トップチェッカーもご自身が受けました。ウィニングランのときはどんな感じでしたか?
阪口:これだけ長くレースをやっているのでグッとくるようなことはないんですけど、残りだいたい7、8周くらいで(後方を)抑えたら勝てるという気持ちは持っていたので、『やっと勝ったな』という気持ちでウィニングランをしてました。ちょうどGT500(クラス優勝の)山本(尚貴)選手も(ウィニングランをしていて)、バックストレートで抜かれたのかな? で、GT500とGT300の1位が一緒(にいる状況)だったので、GT500のスピードに合わせたというか……。そんな感じで自分も余韻に一瞬浸ったんですけど、GT500(の山本)もうれしそうだったので、『500もおめでとう!』っていう気持ちで走っていましたね。
──ひと晩明け、身の回りに何か変化はありましたか?
阪口:SNSとかLINEのコメント数とかお祝いのメッセージがもう……。自分が想像している以上に頂いて、『すごく感動した』『涙が出た』『パワーをもらった』とか。僕のことを長く見ていただいている方がいるので、その方たちはようやく(勝てたん)だなという気持ちがあったんだと思います。うれしいことなんですけど、朝起きると(メッセージへの)返信にちょっと追われていたなと(苦笑)。ちなみに(決勝当日レースを終えて)新大阪に着いたら(阪口)晴南が1時間先に着いてて……(※1)。『空港(リムジンバス乗り場)の1Fで待ってて』と晴南を待たせてました。優勝すると(記者会見等で)いろいろ忙しいんで(笑)。というか、最後、チーム(スタッフ)とも話をしたいので、そういう時間を取ってると結構遅くなったんです。晴南は逆に1時間早い電車に乗ってたってことですね。で、『ちょっと悪いけど待っといて』と。普段は(晴南に)送らされたりして逆の立場なんですけど、(今回の)帰りは助かりました。(互いの住まいが)近所だし、僕もさんざん色々やってきたので、『そのくらいはしろよ』という感じですけどね(笑)。(晴南は)僕が運転したらすぐ横で寝てるんです。晴南のお父さんもそうなんですけど、すぐ寝るんですよね。レースではいつか(晴南と)一緒にどっかで勝てるときもあるのかなと思ってたんですけど、(自身の優勝に時間が)ちょっとかかってしまいましたね。(帰路につく車内では)『よく(バトルに)耐えたね』と言われました(苦笑)。うしろから11号車の平中(克幸)選手がすごく追い上げて来てたので……。晴南自身、ファーストスティント(担当)だったので多分モニターを見てたと思うんです。(コースでの良平選手のレース展開を)僕より知ってるって感じでしたね。
※1:阪口晴南選手は良平選手の弟の子、つまり甥にあたる。サーキットへはともに移動することも少なくないとのこと。なお、今シーズンの晴南選手はGT300へ年間エントリーをしているが、開幕戦からGT500クラス・No.37 KeePer TOM’S GR Supraでサッシャ・フェネストラズ選手の代役として出場している。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
SUPER GT 2024 第1戦 岡山国際サーキット 決勝
4月14日 午後1:00〜
-
【先行】SUPER GT 2024 第1戦 岡山国際サーキット 予選
4月13日 午後1:50〜
-
【限定】FIA 世界耐久選手権(WEC) 2024 第2戦・予選 イモラ6時間レース(イタリア)
4月20日 午後9:35〜
-
FIA 世界耐久選手権(WEC) 2024 第2戦 イモラ6時間レース(イタリア)
4月21日 午後7:30〜
-
FIA フォーミュラE世界選手権 2024 第7戦・決勝 ミサノ(イタリア)
4月14日 午後9:30〜
-
FIM 世界耐久選手権(EWC) 2024 第1戦 ル・マン24時間耐久ロードレース(フランス)[スタート]
4月20日 午後9:45〜
-
WRC世界ラリー選手権 2024 Round4 クロアチア・ラリー プレビュー
4月19日 午後1:30〜
-
GTワールドチャレンジ・アジア 2024 第1戦 セパン・インターナショナル・サーキット(マレーシア)
4月20日 午後10:00〜
モータースポーツ人気アイテム
-
1/18スケールモデル Sauber C9 No.63 Winner 24H Le Mans 1989 J. Mass - S. Dickens - M Reuter
-
Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT No.16 TEAM Red Bull MUGEN GT500 SUPER GT 2022 Ukyo Sasahara - Toshiki Oyu
-
au TOM’S GR Supra No.36 TGR TEAM au TOM’S GT500 SUPER GT 2022 Sho Tsuboi - Giuliano Alesi
-
WRC Tシャツ グレー
-
WRC フーディ グレー
J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!