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「『あのコーナーで前のマシンに近づいたら、ちょっと離れたな』という経験を土曜日の段階でしていたので、逆にそのコーナーでゆっくり走って相手を近づかせていました。そうすることで相手は(ダウンフォースが抜けて)フラフラな状態になるので、そこでタイヤも消耗するし、精神的にもストレスがかかります。それをこちらから仕掛けることができたら……と考えていました」
それでも宮田は山本の背後に食らいつき、何度か並びかけようと試みた。そこが宮田と19号車にとっては最大のチャンスだったのだが、前を走る王者は、逃げている状態にも関わらず、後ろを走るライバルの隙を見つけ、それを自身の余裕につなげていた。
「最初はすぐにやられるかなと思ったんですけど、(宮田選手が)後ろについてから1周くらい、狙いにくる素振りをあまり見せてこなかったんです。そこで『多分、相手も余裕はないんだろうな』と察知しました」
「あれで無理にでもインに飛び込んでくる素振りがあれば、相手はまだ余裕があるんだろうなと思ったかもしれませんが、あまり余裕がありそうな動きに見えなかったです」
「僕は今まで宮田選手と直接バトルをしたことがなかったので、彼の(バトル時の)キャラクターとか読めない部分もあったんですけど……あの時の一瞬ですね。向こうからしたらワンチャンスだったし、僕としては悪い方のワンチャンスでした。でも、そこに懸けてこなかった。だいたい隙を見つけるのは、後ろの方がほとんどだと思うんですけど、今回は前を走っていて、後ろの隙を見つけられたので『これは大丈夫かもしれない』と思うことができました」
途中に繰り広げられた手に汗握る接近戦を、冷静に乗り切った山本。徐々に流れを自分の方に引き込んで行ったのだが、それでも気にしなければいけないポイントが残っていた。それが“燃費”だ。
1号車陣営はレース途中にセーフティカー(SC)やフルコースイエロー (FCY)が入ることで自分たちに不利な展開になってしまうことを嫌い、できる限り早めにピットストップを済ませていた。そのため、後半スティントを担当した山本は燃費を気にしながら走行しなければならなかったのだ。
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