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「レースの序盤を見ていても、あのコンディションでは19号車の方が速いというのが、分かっていました。幸いピットストップで逆転できたので、あとは“どう守り切るか”でした。順当に速さだけで競っても相手に太刀打ちできないなと思いました」
「ここで無理に逃げようとして自分のタイヤとブレーキを酷使しちゃうと、余計に苦しくなる可能性があったので、無理に逃げようとせずに相手を引きつけることにしました」
今のGT500車両は接近戦になると、後ろのクルマのダウンフォースが抜けてしまい、追い抜きを仕掛けるのが難しくなる傾向にある。とはいえ、勢いのある宮田を自らの背後まで引きつけるというのは、リスクであることは確かだ。
だが、山本には“それでも抑えられる”という確信に近いものがあった。
「確かにリスクではありましたが、そのリスクを減らすことができたのは、土曜日の公式練習でした」
ちょうど、公式練習で燃料をたくさん積んだ状態でのペースの確認をしていた山本。その時に、ちょうど別のGT500車両の真後ろにつく機会があったという。
「明らかに僕の方が相手に対して1秒くらいペースが速かったんですけど、抜けなかったんですよね。本来なら自分のロングランのペースを確認したかったので単独な状態で走りたかったんですけど……あえて2~3周を彼らの後ろで走ってみました。そこで、どこで離されて追いつけなくなるかを、後ろ側(追いかける側)で確認できたんです。後ろのクルマの状況も理解した状態で、あの決勝を迎えられたというのも大きかったなと思いますね」
決勝レースでは“追われる立場”だった山本だが、前日の公式練習で宮田と同じ“追う立場”を経験していた。そこで得られたものが、あの接近戦で役に立ったのだ。
「決勝の時も、宮田選手の方が0.7~0.8秒くらい速かったと思います。でも、そのシチュエーションになると、どこで(相手が)追いついり、離されたりしてしまうのか……相手の状況も把握しながらレースをしていたつもりでした」
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