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モーター スポーツ コラム 2021年6月10日

【スーパースポーツ世界選手権 第3戦 ミサノ:プレビュー】ドミニク・エガーターに逆転のチャンスありか?

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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近年のスーパースポーツ世界選手権には元グランプリライダーが数多く参戦しており、ミサノでのレースはこういったレーサーマシンでこのコースを走り込んだライダー達のパフォーマンスにも注目です。オデンダールはMoto2時代には17位が最高位と目立った成績は残せていないものの、エガーターはMoto2時代にここで5位フィニッシュした経験があり、初優勝の勢いに乗って連勝も期待できそう。

オデンダールがレース2で無得点に終わったことにより、ランキング首位がスティーブン・オデンダール(ヤマハ)=75点、ランキング2位がドミニク・エガーター(ヤマハ)=69点でその差は僅か6点。エガーターが一気に逆転するチャンスとなるのがミサノのレースです。

ただ、エストリルでの接近戦は誰しもが勝利する可能性があると感じさせられるくらいに数珠つなぎの戦いが展開されました。レース2で2位に入ったルカ・ベルナルディ(ヤマハ)、ベテランのジュール・クルーゼル(ヤマハ)、ハンス・スーマー(ヤマハ)、マニュエル・ゴンザレス(ヤマハ)など目の離せないライダーが勢ぞろいしていますから、今季は本当にコンペティティブなシーズンといえますね。

若さ溢れ、ランキング4位につけるルカ・ベルナルディ(ヤマハ)はサンマリノ公国の出身で地元レースとなるので、そのパフォーマンスに要注目です。ベルナルディは今年スーパースポーツ世界選手権にデビューしたばかりの19歳ですが、エガーターら経験豊富なベテラン達に引けを取らない走りを披露していました。

また、日本期待の川崎祥吾(カワサキ)は2018年、19年とイタリア選手権に参戦していましたから、もちろんミサノでのレースも経験済み。今季600ccにデビューしたばかりで厳しいレースが続いており、まだポイントは獲得できてはいませんが、走り慣れたイタリアのサーキットで何か良い流れを掴んで欲しいところですね。

文:辻野ヒロシ

辻野 ヒロシ

辻野 ヒロシ

1976年 鈴鹿市出身。アメリカ留学後、ラジオDJとして2002年より京都、大阪、名古屋などで活動。並行して2004年から鈴鹿サーキットで場内実況のレースアナウンサーに。
以後、テレビ中継のアナウンサーやリポーターとしても活動し、現在は鈴鹿サーキットの7割以上のレースイベントで実況、MCを行う。ジャーナリストとしてもWEB媒体を中心に執筆。海外のF1グランプリやマカオF3など海外取材も行っている。

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