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モーター スポーツ コラム 2021年5月12日

SUPER GT 第2戦:河野駿佑(No.60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT)「チェッカー受けたときの安心感で涙腺が崩壊したんだと思う」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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73周終わりに2回目のルーティンピットを実施

──その直後の73周終わりに2回目のルーティンピットを実施。背後の61号車も同時ピットインでした。緊張感が高まったのでは?
河野:あのぉ、実は61号車が一緒にピットに入っていたことは知らなかったんです。ほんとはあと1周か2周(ピットインを)引っ張るはずだったところ、「この周に入ろう」ということでバッとピットロードに出ていたんです。僕らのピットはBピット(1コーナー寄り)で、(61号車の)スバルさんはAピットでコントロールタワー寄りで本当に遠かったので、ピットに入っているのは知らなかったんです。で、(作業が終わって)「行け、行け!」って(合図されている)ときに、「スバルがいる!」ってミラーで確認して、そこで同時ピットインだったと知りました。それと無線で、「よし、スバルの前に出た!」って聞いたので、ピット作業が完璧で前(のポジション)を維持できたというのがわかりました。そのとき、僕はそんなに上(のポジション)で戻れるとは思ってなかったんです。タイムギャップをあまり見ていなかったし、1回目のピットイン同様、クルマが前に何台かいて5~6番手なんじゃないかなとも思っていました。とりあえず、「真後ろにBRZの山内選手がいる」ってことと、「残り30周くらいは(山内に)抜かれるわけにはいかないな」と。ある意味プレッシャーもありましたが、ピットを出ていくときから「絶対に抜かれたくない」という思いはありました。第1スティントを走っているとき、山内選手のペースよりも速く走れるペースではなかったんですが、BRZはSupraと同じGT300規定車両、同じダンロップタイヤを使っているんですが、(クルマの特性上)速いところが若干違って……。何回か仕掛けることはあったんですが、1周のタイムは同じような感じでした。仮に、(第1スティントで)抜いたとしても、逃げ切れるペースはなかったですね。なので、第1スティントではとにかく無理をせずにいいペースで走りながら行こう、という感じでした。逆に第3スティントでは向こう(61号車)の速さもわかっていたし、こっちも逃げる余力があるかどうかわからなかったので、絶対ミスはできないなと気を引き締めました。

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