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モーター スポーツ コラム 2021年5月12日

SUPER GT 第2戦:河野駿佑(No.60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT)「チェッカー受けたときの安心感で涙腺が崩壊したんだと思う」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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「SUPER GT あの瞬間」と題して、レース内容をドライバー自身に振り返ってもらう本企画。一部映像化し本コラムの最終ページで視聴可能である一方、本コラムでは余すことなく全文を紹介する。
第2戦富士大会におけるピックアップドライバーは、SUPER GTフル参戦2年目の河野駿佑選手。なんと、サーキットデビューはゼロ歳!という根っからのレース屋さんだ。今回、長きにわたる壮絶なバトルを制した若きドライバーは、うれし涙でトップチェッカーを照れながら振り返ってくれた。

第2戦目で掴んだ涙の初優勝

──参戦2年目、第2戦目で掴んだ涙の初優勝ですね。
河野:あんなに涙が出てくるとは思わなかったですけど、泣きましたね。お恥ずかしい(笑)。(コンビを組む)吉本(大樹)さんも「無線も泣き声だったよ」って言うんですが、それはまったく泣いてなくて……。実際には、チェッカーを受けた瞬間ですね。まずその瞬間にドバっと(涙が出て)きました。僕の涙の“第一波”が(笑)。多分、チェッカーを受けた瞬間に「やったー」とか「よっしゃー」とかそういう……。あとは「ありがとう」みたいな感じのことを言ったのか、うろ覚えです。それ以上に(涙が)ボロボロ出てました(笑)。

チェッカーを受けた瞬間

──2012年、メカニックとしてSUPER GTに“デビュー”(※1)。長きに渡ってSUPER GTを見ているだけに、チェッカーを受けた瞬間に色んなことが走馬灯のように浮かんだのでは?
河野:チェッカーを受けた瞬間に、色んなここまでのこと──GTにデビューしてドライバーとしての去年一年間のツラさ、今年のパッケージとしてレベルが上がって、その中で結果をしっかりと出さなきゃいけないというプレッシャーもあったので、その中で結果を残せた安心感など、いろいろ考えてというか……。自然に(涙が)出てきましたが、うれしさでいっぱいでしたね。(開幕戦の)岡山では公式練習でトラブルが出てあまり走れなかったのですが、予選ではQ1で吉本選手がトップタイムで通過して下さった一方、決勝では戦略上の違いで損をすることもありましたが、ラップペースはスタートからゴールするまでずっと良かったということがわかっていました。もちろんコンディションが違うので、富士に入ってみなければわからないという部分もありましたが、問題なければ行けるだろうという自信はありました。

※1:父の高男氏がエンジニアを務めるNo. 4 グッドスマイル 初音ミク AMGにチームスタッフとして”参戦”。当時はまだ高校生ながら、メカニックとしてタイヤ交換等を担当。2019年まで4号車のデータエンジニアとして活躍した。

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