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開幕戦ではSCで大混雑したピット作業でトップに躍り出た56号車。チームワークで掴んだ1勝となった。
「後半はJP(デ・オリベイラ)選手が力強い走りをしてくれることは分かっていたので、僕が第1スティントで感じたクルマのフィーリングやタイヤの状況を無線で伝えてもらって、JP選手もその情報を元にコントロールしてくれて、最終的に優勝ができたのかなと思います」
レース後の記者会見でそう語った藤波だが、昨年にも増して自信を深めた表情をしていたとともに、ここでも“チャンピオン”を意識するコメントをしていたのが印象的だった。
「これから先、タフなシーズンになっていくと思いますが、とにかくチャンピオン獲得のためにもポイントの取りこぼしが絶対にないようにしたいと思っています。次戦はサクセスウェイトを積んでのレースになり、難しい状況になると思いますが、チーム一丸となって頑張っていきたいです」
このレースもそうだが、昨年56号車が勝利したレースを見ても、後半のオリベイラの活躍に注目が集まりがちだが、前半スティントでしっかりと流れを作った藤波の走りも、56号車の勝利に大きくつながっていたことは間違いないだろう。
そして迎える第2戦富士。56号車は開幕戦で優勝したことにより60kgのサクセスウェイトを背負ってのレースとなる。さすがに、ここまで積んでしまうと上位進出というのは一筋縄ではいかないだろうが、どんな状況であっても1ポイントでも多く稼いでいくことが、チャンピオン獲得のためには欠かすことができない要素となる。その中で、どんなパフォーマンスを披露してくれるのか。56号車にとっては早くも正念場の1戦となりそうだ。
もちろん、“次のステップ”を狙う藤波にとっても、腕の見せどころの1戦となる。昨年からさらに成長を遂げている彼の走りから、目が離せない。
文:吉田 知弘
吉田 知弘
幼少の頃から父親の影響でF1をはじめ国内外のモータースポーツに興味を持ち始め、その魅力を多くの人に伝えるべく、モータースポーツジャーナリストになることを決断。大学卒業後から執筆活動をスタートし、2011年からレース現場での取材を開始。現在ではスーパーGT、スーパーフォーミュラ、スーパー耐久、全日本F3選手権など国内レースを中心に年間20戦以上を現地取材。webメディアを中心にニュース記事やインタビュー記事、コラム等を掲載している。日本モータースポーツ記者会会員。石川県出身 1984年生まれ
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