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一方、昨年の最終戦で56号車との直接対決で悔し涙をのんだNo.65 LEON PYRAMID AMGも、蒲生尚弥/菅波冬悟のコンビで変更なし。昨年はタイヤ無交換作戦が定着し、常に上位に食い込む活躍をみせていた。ここ数年は毎年のようにチャンピオン争いに絡むような活躍をみせているだけに、今年も間違いなく手強い存在となってくるだろう。
昨年の悔しさを晴らしたいNo.65 LEON PYRAMID AMG。
昨年は56号車と同じ2勝を挙げてランキング2位を獲得したNo.52 埼玉トヨペット GreenBraveも、吉田広樹と川合孝汰のコンビで2021年に臨む。昨年はGRスープラの導入初戦で終章を飾るなど、安定した速さをみせていたが、要所要所でポイントの取りこぼしが響き、タイトル獲得とはならなかった。そのリベンジを果たすことができるか、注目が集まる1年となりそうだ。
この他にもチャンピオンを目指して、着々と準備を進めているチームが多数いる。昨年は安定した速さを披露しながらも、不運な展開が続いて未勝利に終わってしまったNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT。今年も井口卓人/山内秀輝のコンビで臨むが、ベース車両のフルモデルチェンジに合わせて、新型マシンに変更してきた。“このマシンで今年こそチャンピオン獲得を!”と、陣営もかなり気合が入っている。
ポルシェ911GT3R導入2年目を迎えたNo.25 HOPPY team TSUCHIYAも、松井孝允/佐藤公哉のコンビで変更はない。昨年から進めてきていたタイヤ開発も進んでおり、かつて86マザーシャシーでみせていたタイヤ無交換作戦の本格的な復活も考えている様子。今シーズンは、上位に顔を出してくる機会が増えそうだ。
ポルシェでの参戦2年目となり成熟度が増しているNo.25 HOPPY team TSUCHIY。
この他にも、今年のGT300クラスは多種多彩なマシンとドライバーが揃っており、年々ハイレベル化している。2021年はどのチーム・ドライバーが栄冠を勝ち取るのか……もしかすると、GT500クラスに劣らないくらい“大注目”のシーズンとなっていくかもしれない。
文:吉田 知弘
吉田 知弘
幼少の頃から父親の影響でF1をはじめ国内外のモータースポーツに興味を持ち始め、その魅力を多くの人に伝えるべく、モータースポーツジャーナリストになることを決断。大学卒業後から執筆活動をスタートし、2011年からレース現場での取材を開始。現在ではスーパーGT、スーパーフォーミュラ、スーパー耐久、全日本F3選手権など国内レースを中心に年間20戦以上を現地取材。webメディアを中心にニュース記事やインタビュー記事、コラム等を掲載している。日本モータースポーツ記者会会員。石川県出身 1984年生まれ
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