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モーター スポーツ コラム 2021年2月25日

【フォーミュラE・開幕戦プレビュー】世界選手権としての初レースを制するのは誰?

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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シーズン6(2019−20)の最終戦でストフェル・バンドーン(メルセデス)が優勝を飾り、メルセデスとしては参戦初年度ながらいきなりヴァンドーンがシリーズランキング2位を獲得。その最終戦ではニック・デ・フリース(メルセデス)も2位表彰台を獲得し、1−2フィニッシュとなり、チームランキングは3位を獲得したのです。F1のように明らかなアドバンテージはないものの、様々な最適解を見い出し、上位に食い込んでくるのはさすが巨人メルセデス。バンドーンとデ・ブリースのコンビ継続でF1と合わせてダブルでワールドチャンピオンを狙います。

そしてポルシェは日本でもお馴染みのアンドレ・ロッテラー(ポルシェ)に加えて、新たなチームメイトとしてパスカル・ウェーレイン(ポルシェ)がマヒンドラから移籍しました。ウェーレインはご存知元F1ドライバー。メルセデスF1の秘蔵っ子として育てられましたが、トップチームでのレースは叶わず、フォーミュラEでワールドタイトルを狙います。ベテランのニール・ジャニとの交代になったわけですが、26歳という若手の部類に入るウェーレインの加入で戦力はアップしたと考えた方が良いでしょうね。

今季はメルセデス、ポルシェがチャンピオンに近そうと予想していますが、同じドイツのアウディ、BMWは残念ながら今季限りでのフォーミュラEからの撤退を表明。世界選手権として最初のシーズンが何と最後のシーズンになってしまいます。

そんな中、日本のファンが期待したいのはやはり「日産」の活躍でしょう。NISSAN e.damsとしてオリヴァー・ロウランド(日産)、セバスチャン・ブエミ(日産)のコンビで参戦し、昨年はチームランキング2位を獲得。車両規則の変更で不利になると言われたシーズンでも後半に盛り返してきました。実働部隊はヨーロッパにある「日産」ですが、世界チャンピオンの称号を得たのは2011年の「FIA GT1世界選手権」が最後かと思いますので、10年ぶりの世界選手権王者を目指して欲しいですね。

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