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モーター スポーツ コラム 2021年2月24日

【フォーミュラE開幕特集】今年から世界選手権になるフォーミュラE基礎講座

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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中国のNIOなどスタートアップの自動車メーカーも含めるとF1を上回る自動車メーカーがトライしてきたフォーミュラE。今シーズン(2020年〜21年)もDS、アウディ、ポルシェ、メルセデスベンツ、BMW、日産、ジャガー、マヒンドラ、NIOという世界各国の自動車メーカーが名を連ね、まさにバズってるモータースポーツと言えるのかもしれません。

そういった盛り上がりもあり、今季からはF1やWRCと同じ「世界選手権」のステータスに昇格。中身は昨シーズンと基本的には変わりませんが、フォーミュラEはスタートアップのレースから最高峰のプレミアレースへと昇格したというわけです。

そして、フォーミュラEの特徴2つ目は「都市型モータースポーツ」であることがあげられます。電気自動車のレースですから、エンジンのエキゾースト音がないため騒音問題になりにくいことから、そこをプラスに捉えて大都市の中心部で開催されています。

これまでもパリ、ニューヨーク、ロンドン、ローマ、モンテカルロ(モナコ)、チューリッヒ、香港などの中心部で市街地の行動を使ったレースが開催されてきましたし、アジアや南米のリゾート地のレースもありました。人里離れた場所にあることが多い常設サーキットと違い、街中の中心地でレースイベントが開催することで、新しいファン層を取り込もうとしているのです。

参戦する自動車メーカーとしても市販車を展示したりするプロモーションイベントとしては都市部は最高のロケーションですし、誘致する都市にとってもテレビ中継を通じてシティセールスができるというメリットがあります。F1で市街地レースをするよりも権利料も準備費用もかなり安く済むはずです。

現在のフォーミュラEは第二世代の「Gen2」というシャシーを全チームが使用する、いわゆるワンメイクのレースです。モーターやインバーターなどのパワートレインは各メーカーでの開発が許可されていますが、現状は最大出力250キロワット(340馬力)程度。さらに車重がドライバー込みで900kgと重いマシンになるのでスピード域としては決して刺激的な速さというわけではありません。

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