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モーター スポーツ コラム 2021年2月18日

2020インタープロト&KYOJO CUP|第4大会レポート:各レースとも最終ラップまで王座争いが白熱!果たして、栄冠を手にしたのは?

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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2周目に三浦がシフトミスを犯し、一瞬失速したところを見逃さなかった翁長は、ダンロップコーナーでオーバーテイクしトップに浮上した。2番手に下がった三浦は、このままの順位でもチャンピオンを獲得できる。でも、一番欲しいのは“目の前の勝利”。翁長との間合いを詰めていき、5周目にトップを奪い返した。

好バトルを繰り広げた三浦と翁長

“勝ちたい”という気持ちは翁長も同じ。彼女は、すでに自力での逆転チャンピオンの可能性が絶たれているのだが、最終戦は三浦の前でチェッカーを受けたいと果敢に攻めていき、5周目のGRスープラコーナーでトップを奪い返した。

レース後半は翁長がリードする展開となったが、三浦もペースを緩めず。お互いにファステストラップを塗り替え合うマッチレースを披露した。

もちろん、チャンピオンも重要なのだが、それ以上に“目の前のレースに勝ちたい”、“目の前のライバルに負けたくない”。その想いが彼女たちの走りから伝わってくる中身の濃いバトルだった。

結局、最後までトップを守り抜いた翁長が今季2勝目をマーク。2位の三浦がKYOJO CUP初チャンピオンを獲得した。

2台がパルクフェルメに戻ってくると、真っ先にお互い歩み寄って健闘を讃えあっていた。

レース後健闘をたたえ合う三浦(左)と翁長(右)

「三浦選手とのバトルは、ギリギリの中で戦えましたし、シーズンを通して一緒に戦えたことが自分の中ですごく糧になっています。もっともっと頑張らなきゃなと思いました。決勝ではしっかりとトップでチェッカーを受けられましたが、次に向けて自信になったところ、課題になったところもあったので、これからもっと強くなるためにも勉強になった1戦でした」(翁長)

「決勝では2周目にシフトミスをして失速してしまい、翁長選手に抜かれてしまいました。あれがなければ単独で逃げて勝つことができたかもしれません。もう一度トップに立つことはできましたが、翁長選手のクルマも調子が良さそうでしたし……“チャンピオン”というのをすごく意識していました。ここで無理をするより、最後しっかりとチェッカーを受けることを考えて、少し冷静になれたのかなと思います。最終戦も勝って終わりたかったですが、私にとってはカートの自体も含めて初めてのチャンピオン獲得なので、嬉しいですね」(三浦)

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