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モーター スポーツ コラム 2020年11月27日

SUPER GT第8戦プレビュー|大激戦の2020シーズン。さぁ、最後に笑うのは?

SUPER GT by 秦 直之
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こんな僅差で続く状況、未だかつてなかった。ZENT CERUMO GR Supraの立川祐路/石浦宏明組、Modulo NSX-GTの伊沢拓也/大津弘樹組にも権利はあるが、14ポイント差と20ポイント差では、これら上位陣が総崩れでもなければ逆転はあり得ず。ただし、優勝の権利は、ZENT CERUMO GR Supraと富士の相性の良さ、そしてModulo NSX-GTが装着するダンロップタイヤの進化が著しいことから、むしろ大いにあると考えられる。

ニッサン勢の威信を掛け、まさに全集中で最終戦に臨むMOTUL AUTECH GT-R

そのうえで、ニッサン勢がMOTUL AUTECH GT-Rに、勢力を全集中するのは想像に難くない。では、トヨタ勢とホンダ勢はどうか?単純にトップだから、最上位だからと割り切ることは極めて困難だ。上位8チームすべてにチャンピオン獲得の権利はある、そうとしか言い切れない。メーカー的には「オーダーは出さない」と言うに違いない。ただ、それは同じメーカー同士がタイトルを争う場合の話であって、ライバルメーカーに奪われそうな場合は、そんなきれい事も言っていられなくなるだろう。
「このクルマに、これ以上順位を上げられると、○○にチャンピオンの芽はなくなるから、意地でも抑えてほしい」と言った……。メーカー同士の威信が、そこにはかかる。

GT300は事実上の一騎討ちに

前戦の勝利でトップに躍り出たリアライズ日産自動車大学校GT-R

GT300は7チームにチャンピオン獲得の権利が残されていると、先に記したものの、現実の可能性はリアライズ日産自動車大学校GT-Rの藤波清斗/J.P.デ・オリベイラ組、そして5ポイント差で追いかける、LEON PYRAMID AMGの蒲生尚弥/菅波冬悟組の2チームに絞られたと言ってもいいだろう。

しかし、前回のレースは少々意外な展開ではあった。10ポイントリードで臨んだLEON PYRAMID AMGにとって、もてぎは最も得意とするコース。ただ、ウエイト半減とはいえ、57kgも積むことが不安要素ではあったろうが、相性の良さで跳ね飛ばすのではないか、と言うのが大方の予想だった。だが、Q1を突破できなかったあたりから流れが変わり始め、タイヤ無交換作戦を成功させるも、SCが入ってトップとの位置関係が悪かったことでラップダウンに。

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