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モーター スポーツ コラム 2020年11月27日

SUPER GT第8戦プレビュー|大激戦の2020シーズン。さぁ、最後に笑うのは?

SUPER GT by 秦 直之
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大激戦の2020シーズン。さぁ、最後に笑うのは?

GR Supra祭りで始まったシーズンではあるが、結末はどうなるのか?!

ついに2020年のSUPER GTも大団円!今までにない激動のシーズンであったためか、GT500は10チームに、GT300も7チームにチャンピオン獲得の権利が残されている。ただ、可能性の話であって、実際にはかなり絞られるだろうが、それにしてもこれほどまでの多さ、今まであっただろうか?

さて、最終戦とあって全車ノーハンデでの戦いとなるが、舞台が富士スピードウェイであり、250kmではなく300kmで争われることが、例年との大きな違いである。ノーハンデの戦いで、富士となると開幕戦の「GR Supra祭り」が思い出されるが、果たして同じような結末になるのだろうか?

あえてGR Supra、圧倒的有利とは言えない理由

富士スピードウェイで開催された第1戦で優勝を果たしたKeePer TOM'S GR Supra

前回のもてぎでは、ARTA NSX-GTの野尻智紀/福住仁嶺組が優勝を飾った。ここまで速さは見せられていても、決勝では展開に恵まれずにいただけに、レース後に福住が感極まったのは、さもありなんといった感じではあった。セーフティカー(SC)のタイミングに恵まれたとはいえ、その場所にいて、その準備ができていなければ遂行できなかっただけに、実力でもぎ取った勝利であるのは間違いない。

ホームコースのもてぎで今シーズン初優勝を掴んだARTA NSX-GT

それにしても、もてぎはホンダのホームコースだとは言え、1位から5位までNSX-GTが独占するとは、はたして誰が想像しただろうか。NSX-GT勢はどうやら、全チームがデータを共有しているようだ。想像の域を超えないが、ホンダがF1から2021年限りで撤退することを発表したことで、危機感を覚えているのではないか。結果を残せないと、自分たちの首も危ういと。そこで全体の底上げを図ったと推測される。
そういう状況でもなければ、ノーハンデの富士なら、やはりGR Supra有利と予想することができるが、背水の陣で臨まれたとあっては、トヨタ勢もうかうかしていられないのでは。

こんな大激戦、予想などできるものか!

ドライバーランキング首位の KEIHIN NSX-GT

それにしても改めてポイントランキングを見ると、唸らざるを得ない。 KEIHIN NSX-GTの塚越広大/ベルトラン・バゲット組と、KeePer TOM’S GR Supraの平川亮が、同点で並んでトップ。2ポイント差でもMOTUL AUTECH GT-Rの松田次生/ロニー・クインタレッリ組、そしてRAYBRIG NSX-GTの山本尚貴/牧野任祐組が並んでいる。さらに3ポイント差でARTA NSX-GTの野尻/福住組、4ポイント差でWAKO’S 4CR GR Supraの大嶋和也/坪井翔組が、6ポイント差でau TOM’S GR Supraの関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ組が、そして9ポイント差でDENSO KOBELCO SARD GR Supraの中山雄一が続いているという!

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