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モーター スポーツ コラム 2020年11月5日

SUPER GT第7戦プレビュー|今季2度目のもてぎ決戦、今までとのコンディションの違いに、どう向き合うか?

SUPER GT by 秦 直之
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わずか1ポイント差でKeePer TOM’S GR Supraの平川亮/ニック・キャシディ組が、そして2ポイント差でMOTUL AUTECH GT-R、KEIHIN NSX-GTの塚越広大/ベルトラン・バゲット組、au TOM’S GR Supraの関口雄飛/ニック・キャシディ組が並んでいる。また、残り2戦で14チームにチャンピオン獲得の権利が残されているシーズンなど、今までなかったのではなかろうか?

ちなみに、第4戦・もてぎで勝った時のKEIHIN NSX-GTの背負っていたハンデは46kgとあって、WAKO’S 4CR GR Supraも「勝てる」重量だと予想される。それこそ勝利の女神に微笑んでもらえるのは、チームもドライバーも、そしてマシンもタイヤも、最高のバランスで整っていることが大前提ではないか? そう考えると、今回の優勝はともかく、チャンピオンを獲得するのは、この5チームに絞られたような気がしてならない。

その上で、今回優勝候補と目されるのは、RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴/牧野任祐組ではないか。NSX-GTともてぎの相性は良く、何よりホンダのお膝元。そして、ここまで未勝利という状態に、ドライバーふたりが満足できようはずがない。

優勝を狙える位置に付けているだけに、ホームコースで今シーズン初優勝を狙いたい100号車 RAYBRIG NSX-GT。

そして未勝利といえば、ランニングトップのWAKO’S 4CR GR Supraだが、今回は確実にポイントを稼ぐ作戦に討って出るはずだ。そしてノーハンデになった富士での最終戦に総力注入となるのでは?

GT300はLEON PYRAMID AMGが鉄板ながら、果たして……

もてぎを得意とする65号車 LEON PYRAMID AMG

GT300でもてぎといえば、何と言ってもLEON PYRAMID AMGである。今年も第4戦で蒲生尚弥/菅波冬悟組が優勝を飾り、昨年の最終戦も最終ラップでガス欠に陥るまで、トップを走行。さかのぼれば、現在監督を務める黒澤治樹と蒲生がタッグを組んでいた、2017年から2年連続勝利と、圧倒的な強さを誇っている。

その強さの理由は、メルセデスAMGがブレーキング性能に優れていることと、タイヤチョイスが完璧であったことだ。今年の第4戦は予選13番手からの大逆転。それも無交換作戦を成功させるために、かなりハードなタイヤを選んでいたためだ。また、このチームは総じて公式練習で重ねる周回が多く、それは持ち込みのセットがピタリとはまり、大きな修正を要しないことを意味してもいる。

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