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モーター スポーツ コラム 2020年10月2日

SF第2戦レビュー|新世代の台頭に湧いた岡山ラウンド

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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決勝レースではハンドクラッチの経験が少ないことが影響したのと1コーナーでの多重クラッシュで行き場を失い大きく後退したが、レース後半には接近戦のバトルも展開し、9位ポイント獲得を果たした。

宮田莉朋はスーパーフォーミュラ・ライツ第4戦で勝利し、開幕4連勝。トップカテゴリーであるスーパーフォーミュラでの経験は大きな糧となるはずだ。

「今後のレースに向けても、すごく自信になりました。また(参戦できる)機会が来た時は、自信を持って挑めると思います。今回学んだことをしっかりフィードバックして、さらに上を目指していって、チームと共に僕自身がもっとレベルアップしたいです。今度こそはトップ争いができるようになりたいです」(宮田)

基本的に次回以降は再びスーパーフォーミュラ・ライツに専念することになるが、いつかスーパーフォーミュラにフル参戦できるチャンスが来た時は、今度こそトップ争いが見られそうな……そんな期待を抱かせてくれた週末だった。

そして、今回の第2戦で一番活躍したのが、参戦2年目の坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)だ。予選8番手からスタート直後の多重クラッシュをうまく回避し、一気に2番手に浮上。11周目とピットストップを完了すると、後半スティントで平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)をオーバーテイクした。さらにレース終盤までピットストップを引っ張る作戦をとっていたニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)も逆転し、念願のスーパーフォーミュラ初優勝を飾った。

スーパーフォーミュラ参戦2年目。開幕戦で悔しい結果に終わり、第2戦でも予選Q3でクラッシュ。どん底から見事に這い上がった坪井翔。

午前中に行なわれた公式予選ではトップ3圏内に入る速さでQ1、Q2と突破したのだが、最終のQ3でクラッシュを喫してしまった。開幕戦もてぎでも1周目にリタイアするなど流れが良くない状況で、坪井自身も精神的にはボロボロだったという。今回は国内トップフォーミュラ初勝利であったとともに彼にとっては“どん底”から這い上がった大逆転劇でもあったのだ。

「予選は調子が良くてQ3でもちゃんとアタックができていれば上位からスタートできたのかなという手応えがありました。それだけに(クラッシュしたことは)悔しかったですし……心はけっこうボロボロでした。でも、調子が良いことを信じて、決勝で何かを持ち帰ることができれば次戦に向けて何か繋がるという気持ちで臨みました」

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