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2020SUPER GT第2戦レビュー|FR化したNSX-GTが初優勝に湧いた灼熱の富士。その裏で“GT500の厳しさ”を知った1人のドライバー
モータースポーツコラム by 吉田 知弘「今回は自分の課題が浮き彫りになりましたし、今後がんばるべきポイントをもっとわきまえた方がいいなと思いました。GT300が絡む時の走らせ方とか、そういう駆け引きなどで順位がひとつふたつと変わっていきます。そういったところのペース配分というのがトップでベテランの方は上手なので、その辺りを学ばないといけないなと思いました」
「まだまだ成長しないといけないなと思った良い機会だった」と語った阪口。500での経験を糧にステップアップを果たして欲しい。
異なるクラスと混走しながらバトルをしていかなければならないのがスーパーGTの特徴ではあるのだが、その中でGT500クラスで競り勝っていくには、よりレベルの高い判断力や走らせ方が要求されるのだ。39号車の脇阪寿一監督も、今回のレースは阪口にとって良い経験になったと振り返った。
「レースではGT500のレベルの高さを理解したんじゃないのかなと思います。周りに山本や平川がいるという状況の中で走って、ほんのちょっとした部分での違いの積み重ねという(シビアな)戦いを彼は今回学べた。彼の経験としては素晴らしいレースになったんじゃないかなと思います」
阪口にとっては悔しいレース内容となってしまったが、これを機にさらにレベルアップしようと奮起の材料にもなった様子。「まだまだ成長しないといけないなと思った良い機会だったので、今回の経験は大きな財産になったと思います」と前を向いていた。
39号車はコバライネンの再入国許可が下りたため、第3戦からは当初の体制に戻すことになり、阪口は96号車に戻ってGT300クラスに参戦する。今回の経験を糧にさらなる成長を遂げた阪口が、いつかまたGT500クラスに挑戦する日が来るのを……今から楽しみにして待ちたいと思う。
文:吉田 知弘
吉田 知弘
幼少の頃から父親の影響でF1をはじめ国内外のモータースポーツに興味を持ち始め、その魅力を多くの人に伝えるべく、モータースポーツジャーナリストになることを決断。大学卒業後から執筆活動をスタートし、2011年からレース現場での取材を開始。現在ではスーパーGT、スーパーフォーミュラ、スーパー耐久、全日本F3選手権など国内レースを中心に年間20戦以上を現地取材。webメディアを中心にニュース記事やインタビュー記事、コラム等を掲載している。日本モータースポーツ記者会会員。石川県出身 1984年生まれ
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