人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2020年8月11日

【フォーミュラE第10戦&11戦・ベルリン:プレビュー】日産は今季まだ未勝利、メーカー苦戦の波乱のシーズン

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
  • Line

勝者、獲得ポイントがバラけることでシーズンは大混戦になりました。こうなるとシーズン途中から勢い付いたドライバーが大量にポイントを獲得し、一気に王手をかけるというパターンですね。

全6レース開催され、2レース毎にレイアウトを変えている今回のベルリン戦では、とにかくそのコースに合わせた最適なセットを見つけ出したチームとドライバーが有利になります。そこで最初の2レース、第6戦、第7戦を勝利したアントニオ・フェリックス・ダコスタ(DSテチータ)はここでチャンピオンに一気に近づきました。

ダコスタは第5戦・マラケシュでも勝っていますし、第3戦・サンティアゴ、第4戦・マラケシュでも2位表彰台。波乱の展開が多く、コンスタントにポイントを取るのが難しい「フォーミュラE」で着実に上位フィニッシュを続けてきました。

アントニオ・フェリックス・ダコスタ(DSテチータ)は初年度から参戦しているドライバーですから、6年目にして悲願の王者獲得。そして、これまで元F1ドライバーたちがチャンピオンを獲得してきた「フォーミュラE」で初のF1未経験ドライバーのよるチャンピオン獲得となりました。

さて、チャンピオンは決まってしまい、ドイツ・ベルリンからはコースレイアウトが変われど、「DSテチータ」の勢いが止まりませんが、残りはあと2戦。結果を求められるのはやはり巨大自動車メーカーです。

「DSテチータ」もいわばプジョー・シトロエン系の巨大メーカーチームの一つと言えますが、今季はポルシェ、メルセデスが参戦するなど自動車メーカーの台頭が目立っています。そんな中でBMWは今季3勝を飾る好調なシーズンを送っていますが、ポルシェ、メルセデス、アウディ、日産は未だ勝利なし。

「フォーミュラE」は次世代モビリティのレースということで、将来的な展望は明るいレースと言えますが、自動車メーカーにとってはいくらコロナ禍で想定外のシーズンになっているとはいえ、未勝利は避けたいところです。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ