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モーター スポーツ コラム 2020年7月27日

2020第1戦レビュー|スープラ完全制覇で始まった2020年。その裏で徹底されていたコロナ対策

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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しかし、いざ開幕戦のセッションが始まる勢力図が一変した。GRスープラ勢は予選Q2になると、それまで隠していた手の内を披露するかのように見違えるようなパフォーマンスを披露したのだ。平川亮/ニック・キャシディ組のNo.37 KeePer TOM’S GR Supraがポールポジションを獲得。トップ6のうち4台がGRスープラ勢で固められるグリッドとなった。

決勝になると、GRスープラの“強さ”がさらに際立った。37号車はスタートから後続を圧倒し一時は24秒もの大量リードを築く独走劇を披露した。さらにレースが進むに連れてGRスープラ勢が徐々に上位を占めていく展開に。終わってみればトップ5を独占するという圧倒的なレースをみせた。またGT300クラスに参戦している吉田広樹/川合孝汰組のNo.52 埼玉トヨペットGB GR Supraも優勝を飾り、国内のモータースポーツシーンに15年ぶりに帰ってきたスープラが、その初陣でダブル優勝を果たすというこれ以上にない最高なデビューを飾った。

圧巻のデビューウィンを飾ったスープラ。トムス勢(36号車、37号車)は1-2フィニッシュと最高の結果に終わった。

これにはトヨタの豊田章男社長もプレスリリースでコメントを発表。「スープラという車名のサーキット復帰を最高の形で果たしてくれました。ドライバーのみんな、チームのみんな、スポンサーの皆さま、応援してくださったファンの皆さま、本当にありがとうございました!」と喜びの心境を語った。

テストの時とは打って変わり、なぜここまで2社の間に差がついたのか。優勝した37号車のふたりは「選んだタイヤがキーポイントだった」と語った。またコロナ禍で来日が出来なかったヘイキ・コバライネンに代わってNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraをドライブした山下健太は「コカ・コーラーコーナーや100Rのような高速コーナーではNSX-GTの方が速かったですが、「ストレートはこっちの方が速いなという印象でした。最終コーナーを同じくらいの速度で立ち上がって後ろにつくことができれば、1コーナー(のブレーキング)までに抜き切れるくらいの感じでした」とレースを振り返った。実際に他のドライバーたちの声を聞いてもストレートスピードという部分ではGRスープラ勢の方がアドバンテージを持っているようだ。

また決勝での天気も結果を大きく左右した要因だったようだ。開幕戦の週末は梅雨前線の影響もあり不安定な天候となり、初日の公式練習や予選Q1では気温20℃ほどだったのが、予選Q2以降で急激にコンディションが変化。決勝レース中には気温32℃を記録する場面もあり、路面温度では公式練習の時と比べて15℃以上も変わってしまった。

37号車をはじめとするトヨタ勢は、気温30℃を超える夏場のコンディションを想定したタイヤ選択。それもあってQ2以降で一気にパフォーマンスを見せることができたようだ。

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