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モーター スポーツ コラム 2020年7月15日

遅ればせながら、いよいよSUPER GTが開幕! 何が起こってもおかしくないシーズンに

SUPER GT by 秦 直之
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2日目のトップはARTA NSX-GTの野尻智紀と福住仁嶺だった。コンディションの悪化で初日のトップタイムは上回れなかったものの、裏を返せば悪条件にも強いとも。速さではホンダ随一と言われる野尻、そしてGT300チャンピオン福住のタッグは、しっかり歯車が噛み合えば、想像以上の爆発力を発揮しそうだ。
一方、ニッサン勢はGT-Rのままとあって一日の長があるかと思われたが、こと公式テストにおいてはトラブルが多発。しかも、同じパーツが壊れている。ダメ出しができたという点では、その段階であってラッキーだと考えるべきか。もちろん対策が講じられるであろうし。中でも注目は、不動のWエースで挑むMOTUL AUTECH GT-R。松田次生とロニー・クインタレッリが本番に強いは、もはや誰もが知るところ。あっと驚くスピードを期待したい。

トラブル続きのニッサン勢で唯一問題が発生しなかった23号車 MOTUL AUTECH GT-R。走り込みが足りなかったニッサン勢は不安を抱えたまま開幕戦を迎えることとなった。

また、テストでは成果を残せなかったものの、佐々木大樹、そしてGT300からの昇進が許された平峰一貴がドライブするカルソニックIMPUL GT-Rにも注目だ。星野一義監督は、久々に若手日本人ドライバー同士を組み合わせてきた。このふたり、世代は一緒で、カートの時代から同じカテゴリーを戦ってきた、いわばライバル同士。お互い手の内を知り尽くした相手とあって、かえって戦いやすいとも。走りも性格も対照的なふたりであるだけに、予想以上の化学変化が期待できそうだ。

GT300ではSUBARU BRZ R&D SPORTの井口卓人/山内英輝組が、公式テストでは総合トップタイムを記している。いかにターボを積むとはいえ、最小排気量車がストレートの長い富士でトップに立つとは、かつて誰が考えただろうか。JAF-GT300とあって、今までも旋回速度の高さには定評はあったが、その持ち味をさらに活かしてセクター2からセクター3にかけ、しっかり稼いできたということか。

昨年は悔しいレース展開が多かった61号車SUBARU BRZ R&D SPORT。2日間トラブルなく走ることができたことに山内は「すごく良い結果で、成長を感じることができました」とコメント。

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