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モーター スポーツ コラム 2020年6月17日

あっちとこっち ~ル・マン24時間ヴァーチャル~

今日も今日とてプッシュ&ルーズ by 高橋 二朗
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夢か現か・・・。先週は、現実世界と仮想世界の狭間で、あっちに行ったり。こっちに帰って来たり、忙しく、かなり疲れました。

本来ならば、ル・マン24時間レースが開催されているはずでしたけれど、新型コロナウイルス禍によって9月に開催が延期されてしましました。そして、代わりに開催されたのが「ル・マン24ヴァーチャル」でした。J SPORTSの番組を見ていただけたでしょうか?

ヴァーチャルと聞くと即「仮想」とか「擬似」という意味を思い浮かべる方が多いと思いますが、「事実上の」という意味も持っていますよね。週末に行われたイベントは、その「事実上の」に匹敵する24時間レースがデジタル空間で展開されたのです。甚大なクラッシュやアクシデントが起こってもドライバーが怪我を負うこともなく、マシンもラップダウンのハンディを負わされるけれど、レースに復帰できる。これは<夢>世界。そして、参加している50台のマシンを200人の生身の人間が世界各国からサーバーにアクセスして操作=ドライブする。こっちは<現>の世界。そして、我々も東京のスタジオからこのイベントの放送に携わった。これも、<現>。

トヨタは小林可夢偉(7号車)、山下健太(8号車)が都内の特設スタジオから参戦。8号車が11位、7号車が14位となった。

ソフトウエアはrFactor2というものが使われた。
日本では、プレイステーションのグランツーリスモは有名ですよね。先日のSuper Formulaのヴァーチャルレースでは、グランツーリスモSPORTが使用されたそうです。SUPER GTも6月21日からYouTubeで20台によるヴァーチャルレースが配信されると聞いています。これもグランツーリスモです。

さて、rFactor2のル・マン24時間ヴァーチャルのイベントは映像を見ているとあっちの世界に入り込んで行って、リアルレースであるかのような錯覚をしてしまいました。それは、幽体離脱して(したことないですが)あっちに行ってしまったような感覚。あ、いけない、いけないと、我に返るということの繰り返しでした。これが結構疲れるのですよ。

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