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モーター スポーツ コラム 2020年1月20日

2020年WRC第1戦 ラリー・モンテカルロ “混戦の幕開け”

Mr.フクイのものしり長者 de WRC ! by 福井 敏雄
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ラリーファンの皆様。本年もよろしくお願い致します。

昨シーズンはトヨタのタナックが初タイトル獲得。2005年以来フランス人ドライバーが独占していたドライバータイトルを奪取しました。ヒュンダイは最終戦オーストラリアが大森林火災のため中止となりマニュファクチャラータイトルをとって逃げ切りました。トヨタとしては理論的に逆転可能まで追い詰めましたがイベント中止ではやむを得ません。いつヒュンダイがタイトルを取るのかここ数年注目されていましたが、一番ホッとしたのはヒュンダイのドイツにあるチームの首脳部だったと思います。何しろチーム創設以来の監督ミシェル・ナンダンを解雇してまで頑張ったのですから。

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さて、本年は更に大変化がありました。シトロエン撤退と大物ドライバーの移籍です。タナックのヒュンダイ移籍はシーズン終盤頃に多少ウワサされていましたが、シトロエンの撤退はかなり急な決定でメインドライバーがオジェであるとこから大騒ぎになりました。そして残り少なくなったシートをめぐって、椅子取りゲームが始まりました。その結果、初戦のモンテのエントリーはヒュンダイがタナック、ヌーヴィル、ローブの3人。トヨタはオジェ、エバンス、ロバンペラ、勝田の4人。

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ドライバーズラインアップを一新したトヨタ。マニュファクチャラーズタイトル、ドライバーズチャンピオン、コドライバーズチャンピオンの3冠獲得を目指す

そしてフォードはスニネン、ラッピ、グリーンスミスの3人となりました。昨年まで馴染みのファクトリードライバーであったソルド、ミーク、ラトバラ、ミケルセン、パッドンなどの去就は決まっていませんが、このうち何人かはそれぞれのラリーとの相性をみてどこかに出場してくると思われます。 勝田選手はモナコ、スエーデン、ポルトガル、イタリー、フィンランド、ドイツ、ウエールズ、それにジャパンの8戦に出場の予定とのことです。

ドライバー移籍劇での話題はロバンペラで19歳という若さです。もしソルベルグの息子オリヴァー君が出てくれば彼は18歳なのですがどうでしょうか。エバンスのフォードからトヨタ移籍も業界では驚きをもって受け取られました。何しろこの英国人はフォードの本拠から離れたことがなくフォード以外の車を知らないマルコム・ウィルソンの秘蔵っ子です。

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チームとして初めて日本でシーズンの参戦体制発表を東京オートサロンにて行った。
ロバンペラ(左)、エバンス(中)、オジェ(右)

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