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日本の最高峰ツーリングカーレースである「SUPER GT」とドイツの伝統あるツーリングカーカテゴリー「DTM(ドイツツーリングカー選手権)」が一堂に会する『SUPER GT×DTM特別交流戦』が、11月23日〜24日に富士スピードウェイで行われる。
両カテゴリーとの間で長年に渡って調整が進められ、ついに完成した共通規則「Class1」。DTMでは今季の車両から導入され、SUPER GTのGT500クラスは車両が入れ替わる2020年からClass1準拠の車両が登場することになる。それに伴い、ふたつのカテゴリーが同じルールのもとでレースをする「交流戦」が今週末ついに実現することになった。
すでに10月5日、6日にドイツ・ホッケンハイムで開催されたDTM最終戦にRAYBRIG NSX-GT、KeePer TOM’S LC500、MOTUL AUTECH GT-Rの3台がゲスト参戦という形でDTM車両とともにレースをしたが、今回は富士スピードウェイを舞台に特別交流戦の専用ルールでレースが行われる。それだけに日本のみならずドイツ側も非常に注目している1戦なのだ。
SUPER GTは今季GT500クラスにエントリーした15台がエントリー。ドライバーに関してはジェンソン・バトン(No.1 RAYBRIG NSX-GT)とベルトラン・バケット(No.17 KEIHIN NSX-GT)が都合により参戦できず、1号車は山本尚貴、17号車は塚越広大が両日ともエントリーするが、それ以外は今季レギュラー参戦していたドライバーたちが土曜日のRace1と日曜日のRace2に分かれて参戦する。
一方、DTM勢はアストンマーチンが参戦を断念したものの、アウディが4台、BMWが3台エントリー。いずれも特別戦仕様の“ドリームメンバー”を揃えてきた。
アウディは今季DTMでチャンピオンを獲得したレネ・ラスト、さらにランキング4位のマイク・ロッケンフェラーに加え、SUPER GTでレース経験のあるロイック・デュバルやブノワ・トレルイエも参戦する。デュバルとトレルイエは久しぶりの日本でのレースとなるだけに、相当気合いが入っていることだろう。
今シーズンの覇者レネ・ラスト。17年1位、18年2位とここ数年のDTMではずば抜けた強さをみせている。
レネ・ラストの33号車Audi Sport RS 5 DTMは日本の国旗を模した特別カラーリングで交流戦に臨む
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