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モーター スポーツ コラム 2019年9月19日

2019SUPER GT第7戦プレビュー:今年のSUGOは激アツ!!

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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マモノにご用心

2019年のSUPER GTシリーズも、いよいよ終盤戦に突入。9月21日、22日には宮城県のスポーツランドSUGOでシリーズ第7戦が開催される。毎年“魔物が出る”とウワサされているSUGO大会。さて、今年はどんな波乱が待ち構えているのか……。

この第7戦ではウェイトハンデが半減される。通常ドライバーズポイント1点あたり2kgのハンデが与えられていたが、今大会では1点あたり1kgの計算。実質的に“半分”となるわけだ。昨年は一番ウェイトハンデが重くなる第6戦として開催され、特にウェイトが重いランキング上位チームは無理に上位を無理に狙わず淡々と走る戦略をとっていたが、今回は各車のウェイト差が比較的なくなった状態でのレース。しかも、チャンピオン争いを考えると1ポイントも落とすことができない重要な局面となるため、全チームが優勝を目指して真っ向勝負をすることになるだろう。今年のSUGOはウェイトの駆け引きがない“ガチンコバトル”が楽しめそうだ。

GT500:『逃げる6号車』vs『追う37号車』頂点をかけたSUGO決戦開幕!

いよいよ佳境に差し掛かったGT500クラスのチャンピオン争い。注目なのは頭一つ抜け出た感のある上位2チームだ。まずは首位を快走する大嶋和也/山下健太のNo.6 WAKO’S 4CR LC500。第4戦タイ、第5戦オートポリスを連勝すると最大ウェイトを積んで臨んだ第6戦オートポリスでも堅実な走りを見せ6位入賞飾り、2番手以下に10ポイントのリードをつけてラスト2戦を迎えた。今回は65kgと燃料リストリクター制限を受ける状況ではあるが、ウェイトハンデが今までより少なくなった分、彼らの本来のパフォーマンスが期待できそう。以前、脇阪寿一監督「第6戦までは他力本願も含めて、少しでもポイントを稼いで、第7戦SUGOと最終戦もてぎは勝ちに行く」と語っていた。6号車が悲願のチャンピオン獲得に向けて、ラストスパートをかける1戦となりそうだ。

そんな6号車を10ポイント差で追いかける平川亮/ニック・キャシディ組のNo.37 KeePer TOM’S LC500も目が離せない。前回のオートポリスでも終盤に怒涛の追い上げを見せ3位表彰台を獲得。第3戦鈴鹿以降は全てトップ5圏内でフィニッシュするという安定した走りを披露している。逆転王座を考えると、ここSUGOは何としても6号車の前でゴールし、少しでもポイントを稼いでいきたいところ。彼らも燃料リストリクター制限の対象となる55kgのハンデを背負っているが、二人のドライバーとも37号車のポテンシャルには自信がある様子。特に平川は「うまくいけば、SUGOで逆転できるかもしれない」とオートポリスのレース後も前向きな表情を見せていた。全力で攻めてくる37号車のパフォーマンスに注目だ。

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