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モーター スポーツ コラム 2019年7月24日

72台の屈指のGT3バトルはいよいよ今週末。伝統のスパ24時間は世界一の戦いに

モータースポーツコラム by 平野 隆治
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さて、そんなトタル・スパ24時間は今年もJ SPORTSで熱戦の様子が放映されるが、期待したいのは、ジャパンパワーで挑むふたつのチームだ。1台は、グッドスマイル・レーシングの00号車メルセデスAMG GT3。2017年にチームは初めてこのスパに挑んだが、結果として決勝前、そしてレース中と、二度の激しいクラッシュに見舞われてしまい、苦い記憶となった。

しかし今回は、ドイツの超名門ブラックファルコンとのコラボレーションで挑む。今回もドライバーとして名を連ねる谷口信輝と片岡龍也にとっては、17年のリベンジを期したいレースだ。なお、今回はグッドスマイルの00号車に加え、ブラックファルコンの2台も、チームの強い要望によりグッドスマイル側がカラーリングを担当。3台のジャパニーズ・ポップカルチャーを施したメルセデスが戦う。すでにチームのピットには、カラーリングを観ようと他チームや関係者が数多く訪れている。また今回、00号車はふだんSUPER GTで戦うスタッフも加わっている。

そしてもう一台は、KCMGの35号車日産GT-R NISMO GT3をドライブする千代勝正と松田次生だ。こちらは日本車+日本人ドライバーの組み合わせと、期待度も高い。今季日産GT-R NISMO GT3は非常にポテンシャルも高く、その速さには注目だ。

KCMGの18号車日産GT-R NISMO GT3、そしてHonda Team MOTULから参戦するHonda NSX GT3 Evoも、インターコンチネンタルGTチャレンジとしてのエントリーであり、その戦いぶりは大いに楽しみなところだ。

正直に言えば、他の24時間レースも魅力はいっぱいだが、個人的にこのトタル・スパ24時間については「今までなんで来なかったのか」というレベルのレースになりそうだ。皆さんもぜひお見逃しなく。

文:平野隆治

平野 隆治

平野 隆治

1976年横浜市出身。モータースポーツ専門誌、サイトの編集部員を経て、2015年からモータースポーツを中心にした“自称なんでも屋”に転身。SUPER GTは10年以上ほぼ全戦現地で取材をこなしてきた。

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