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モーター スポーツ コラム 2019年7月3日

SUPER GT第4戦レビュー

SUPER GT by 秦 直之
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オープニングラップからトップを走り続けたリアライズ日産自動車大学校GT-Rだったが……

GT300でポールスタートは、HOPPY 86 MCの佐藤だったが奥のヘアピン、ターン3までトップを守り抜けなかった。代わってトップに立ったのは、リアライズ日産自動車大学校GT-Rのフェネストラズ。予想どおりターボパワー炸裂となった一方で、佐藤も意地を見せて、先行を許したのはその1台のみ。まずは2番手からレースを開始した。3番手はD’station Vantage GT3のオリベイラ。
その後、フェネストラズがひとり逃げていく中、その後方では6周目のターン3でGAINER TANAX GT-Rの安田を、GAINER TANAX triple a GT-Rの星野一樹が抜いて4番手に浮上。星野とチャーンサーキットの相性は良く、過去2度の優勝経験を持つも、硬めのタイヤ選択が裏目に出て予選は7番手に甘んじていたが、決勝ではいきなり本領発揮となった。6番手はLEON PYRAMID AMGの黒澤治樹だ。
2番手をHOPPY 86 MCの佐藤が走っていたが、徐々に迫ってきたのがD’station Vantage GT3のオリベイラ。ここまでの3戦、苦戦を強いられていたものの、今回から性能調整が見直されてブースト圧が若干高められ、なおかつアストンマーチンレーシング(AMR)のタイヤ分析が功を奏して、本来持つ戦闘力を発揮できるようになったようだ。一方、佐藤はあらかじめタイヤ無交換作戦を予定していたこともあり、無理は禁物と判断。17周目のターン4でオリベイラに抜かれた後、星野と安田の先行も許して5番手に。
一時はフェネストラズとの差が11秒にも達していたオリベイラだったが、視界が開けてからは徐々に近づいていくように。一方、19周目にはLEON PYRAMID AMGが早々とピットイン。タイヤをフロント2本のみ交換して、黒澤をコースに送り出す。ほぼ最後尾まで落ちてはいたが、自分たちのペースで走れる強みが後に大きく効いてくる。
上位陣で最も早くピットに入ってきたのは、GAINER TANAX GT-Rで23周目。平中に交代すれば、25周目にはGAINER TANAX triple a GT-Rも石川京侍に。27周目、HOPPY 86 MCは、この中で唯一タイヤ無交換。松井にバトンを託すこととなる。そして、29周目にはトップのリアライズ日産自動車大学校GT-Rも平峰に交代。その位置関係は?
平峰、平中、そして蒲生を挟んで石川、そして松井という順に。あとはD’station Vantage GT3がどう出るかだ。30周目に石川は、蒲生を抜いてきた。その間に2番手に上がっていたのは、グッドスマイル初音ミクAMGの片岡龍也。ギリギリまで谷口信輝との交代を遅らせる作戦が、ここまではうまくいっていた形だ。

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