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モーター スポーツ コラム 2019年7月3日

SUPER GT第4戦レビュー

SUPER GT by 秦 直之
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脇阪寿一監督は就任4年目の初優勝に!

だが、関口も遅れをとることなく山下に食らいついていき、レース序盤の中嶋のようにしきりにプレッシャーをかける。そんな中、37周目にホンダ勢同士の接触があって、セーフティカー(SC)がコースに入ることに。これでバトルはいったん中断。WAKO’S 4CR LC500、au TOM’S LC500、KeePer TOM’S LC500という順位となっていた。43周目からバトル再開。山下はなんとか逃げた一方で、ターン3ではキャシディに迫られた関口が接触の後、オーバーシュート! マシンは縁石で一瞬宙に浮いて、その後順位を徐々に落とすことに……。
その後は山下とキャシディによるトップ争いが激しくなり、45周目に2台で併走するシーンが何度も見られたものの、しっかりと踏ん張ったのは山下。その間に3番手には、WedsSport ADVAN LC500の坪井が浮上していた。やがてリアライズコーポレーションADVAN GT-Rの高星も続くように。
50周目を過ぎたあたりからWAKO’S 4CR LC500の山下は、キャシディとの差を広げるようになり、安全圏内に入ることとなる。最後はペースを抑えてなお、逃げ切りを果たしたWAKO’S 4CR LC500と大嶋が2013年の第8戦・もてぎ以来の勝利を飾り、山下はGT500での初優勝に。脇阪寿一監督にとっても就任4年目の初優勝に。さらに、わずか1ポイント差ながら、KeePer TOM’S LC500の平川/キャシディ組を抑えてランキングのトップにも立つこととなった。
3位はWedsSport ADVAN LC500が獲得し、これが今季初の表彰台に。4位はリアライズコーポレーションADVAN GT-Rで、高星はファステストラップも記録した。ホンダ勢はModulo KENWOOD NSX-GTのナレイン・カーティケヤン/牧野任祐組が最上位。10位でかろうじて1ポイント獲得することとなった。

「ずっと勝てず、プレッシャーもすごかったので、やっと……という気持ちです。山下がいいレースをしてくれたので、優勝することできたので、みんなに感謝しています」(大嶋)
「チームに心から感謝しています。スタートからペース的には厳しそうに見えましたが、それでもずっとトップを守ってくれて、ピットに入ってからもすごく早い作業で、前で入ったトムスより先に出させてもらったからには、絶対トップを守ろうと。ちょっと強引な時もありましたけど、絶対引かないつもりでした。今はホッとしたという感じですかね」(山下)

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