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モーター スポーツ コラム 2019年6月26日

SUPER GT第4戦プレビュー:両クラスとも混戦模様?

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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GT300:伏兵は全日本F3で好調のフェネストラズ擁する56号車GT-Rか?

GT300クラスでみると、ここタイを得意としているのは日産GT-R GT3とレクサスRC F GT3。特に日産GT-Rに関しては過去5回のうち3勝を挙げるなど毎年強さをみせている。

そういった点で見ていくと、有力視されるのはランキング首位の新田守男/阪口晴南組のK-tunes RC F GT3、ランキング3位につけている平中克幸/安田裕信組のGAINER TANAX GT-Rだが、彼らはウェイトハンデが重いため、今週末は少々厳しい戦いが強いられそうだ。

また、チームとしてはここで表彰台経験のある高木真一/福住仁嶺組のARTA NSX GT3に関しては今年マシンをスイッチしたこと、さらにランキング2位でウェイトハンデが重いこともあり、今週末上位に絡んでくる可能性は未知数である。

そんな中で、優勝候補になりそうなのが、平峰一貴/サッシャ・フェネストラズ組のリアライズ日産自動車大学校GT-Rだ。特に今季から日本のレースに参戦を開始したフェネストラズの活躍が目覚ましく、全日本F3選手権では10戦中5勝を挙げランキング首位。SUPER GTでは第2戦富士でのポールポジション獲得に貢献した。そこにGT-R GT3とコースとの相性の良さ、先輩である平峰の経験が加われば、十分にトップ争いに加わってくる可能性はありそうだ。

またレクサスRC F GT3を使う吉本大樹/宮田莉朋組のSYINTIUM LMcorsa RC F GT3も、昨年のタイで表彰台を獲得している他、ウェイトハンデも軽いため、ここで好結果を狙っていることは間違いない。

さらにメルセデスAMG GT3を使用する黒澤治樹/蒲生尚弥組のLEON PYRAMID AMG、谷口信輝/片岡龍也組のグッドスマイル初音ミクAMGも、過去には表彰台や上位入賞を飾っており、今回も上位争いに絡んでくる可能性は十分にあるだろう。

何れにしても、GT300クラスは予選を含めて最後まで展開が読みきれない混戦のバトルに発展していきそうだ。

文:吉田知弘

吉田 知弘

吉田 知弘

幼少の頃から父親の影響でF1をはじめ国内外のモータースポーツに興味を持ち始め、その魅力を多くの人に伝えるべく、モータースポーツジャーナリストになることを決断。大学卒業後から執筆活動をスタートし、2011年からレース現場での取材を開始。現在ではスーパーGT、スーパーフォーミュラ、スーパー耐久、全日本F3選手権など国内レースを中心に年間20戦以上を現地取材。webメディアを中心にニュース記事やインタビュー記事、コラム等を掲載している。日本モータースポーツ記者会会員。石川県出身 1984年生まれ

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