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モーター スポーツ コラム 2019年6月26日

SUPER GT第4戦プレビュー:両クラスとも混戦模様?

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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同じく、ウェイトハンデ28kgで迎える大嶋和也/山下健太組のWAKO’S 4CR LC500も目が離せない。タイでは表彰台を何度か経験しているチームで、コースとの相性は良い。前回の鈴鹿ではレクサス同士の争いに敗れ、ふたりとも悔しい表情をみせていただけに、今週末でのリベンジに燃えていることだろう。さらに国本雄資/坪井翔組のWedsSport ADVAN LC500も鈴鹿ラウンドで何か良いきっかけをつかんだ様子。ウェイトハンデも13kgと軽いため、上位進出の可能性も十分にありそうだ。

着実に流れが良くなっているレクサス勢だが、そんな彼らが警戒しているのがライバルのホンダ、日産勢だ。第3戦を終えた後、KeePer TOM’S LC500のニック・キャシディは「タイは僕たちが得意としているコースではあるけど、今回はホンダ勢や日産勢でウェイトが軽いチームが多い。おそらく彼らがタイでは上位にくると思うから、そう簡単なレースにならないだろう」と語っていた。

昨年はランキング上位を占めてタイ大会にやってきたホンダ勢だが、昨年チャンピオンの山本尚貴/ジェンソン・バトン組のRAYBRIG NSX-GTはランキング8位でウェイトハンデは22kg。塚越広大/ベルトラン・バケット組のKEIHIN NSX-GTもランキング13位でウェイトハンデ12kg、昨年のタイのポールシッターである武藤英紀/中嶋大祐組のMOTUL MUGEN NSX-GTはウェイトハンデ4kgと非常に軽い。タイ大会では未勝利に終わっているホンダ勢だが、ウェイトハンデのことを考えると今回は比較的有利な状況。またチャンピオン争いを考えると、ここでしっかりポイントを稼いでおきたいところだろう。それだけに、彼らの動きも気になるところだ。

そして、開幕前から有力視されてきた日産勢では、佐々木大樹/ジェームス・ロシター組のカルソニック IMPUL GT-Rが13kgと軽いウェイトハンデで臨むことができるため、今回は優勝を狙える絶好のチャンス。また高星明誠/ヤン・マーデンボロー組のリアライズコーポレーション ADVAN GT-R はシーズンオフのマレーシアテストで好調だった。同じく“気温が高い”タイでパフォーマンスの高い走りができれば、今季初の表彰台や優勝の可能性も出てくるだろう。

GT500クラスはレクサス勢が一歩リードに見えがちだが、最終的に3メーカーが入り乱れての混戦模様になる展開もありそうだ。

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