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モーター スポーツ コラム 2019年5月7日

SUPER GT2019 第2戦レビュー

SUPER GT by 秦 直之
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スティント序盤に、圧倒的な速さを見せたMOTUL AUTECH GT-R

予選日までは好天に恵まれたが、いや正確に言えば決勝日も午前中まで良かった天気が、お昼頃から一気に崩れ出し、ウォームアップが行われる頃には灰色の雲に覆われるようになってしまう。それどころか遠くに雷鳴も!なんとか天気が保たれていて欲しい、という大観衆の願いも虚しく、マシンがグリッドに並べられてしばらくすると、またしても雨が降り始める。そのため、GT500は全車ウェットタイヤを装着。そしてレースはまたしても、セーフティカー(SC)スタートで開始されることとなった。

2周のSC先導の後、レースはスタート。MOTUL AUTECH GT-Rのクインタレッリがホールショットを決め、これに続いたのはKeePer TOM’S LC500のキャシディ。そして、早くも予選4番手だったMOTUL MUGEN NSX-GTの武藤英紀が、カルソニックIMPUL GT-Rの佐々木が前に出る。レースは早くも動きを見せ、その周のうちにダンロップコーナーで、キャシディがクインタレッリを抜いてトップに浮上。そして武藤は痛恨のオーバーラン。この混乱に乗じ、3番手に浮上したのが立川だった。

序盤のトップ争いは、まさに三つ巴。7周目にクインタレッリがトップを奪い返し、9周目には立川がキャシディを抜いて2番手に。予選の無念を叩きつけるかのように、好調な立川は13周目のストレートで、ついにトップにまで躍り出た。 しかし、雨足は強まる一方だったことから、それから間もなくSCが再び導入され、15周目を終えたところで赤旗が出されてレースは中断。なんと2戦連続だ……。しかし、この判断は正解だった。やがて雨はやんで約30分後にレースは再開、19周目にSCが戻されることに。リスタートを完璧に決めたのがキャシディで、クインタレッリを抜いて2番手に浮上。キャシディは24周目にはトップに立つも、そのまま逃げることは許されず。30周目にはクインタレッリの逆転を許すこととなる。 路面は次第に乾いていき、最初のピットストップではドライバー交代と併せ、ウェットタイヤからドライタイヤに変更。それでもMOTUL AUTECH GT-Rの有意性は変わらず、松田がしばらくの間、トップを守り続けた。

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