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モーター スポーツ コラム 2019年4月18日

【スーパーフォーミュラ第1戦・鈴鹿プレビュー】新車SF19導入でコースレコード合戦のシーズンに

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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中でも注目は「レッドブル」の育成ドライバーであるダニエル・ティクトゥム(TEAM無限/ホンダ)でしょう。スーパーフォーミュラにはストフェル・バンドーンやピエール・ガスリーらがF2(GP2)からF1へのつなぎのシーズンとして参戦し、結果を残してF1へと旅立って行きましたが、今回参戦のダニエル・ティクトゥム(TEAM無限/ホンダ)もまたそうなっていくのでしょうか。彼は2年連続でF3マカオGPを優勝した超実力派。今季、スーパーフォーミュラで好成績を残すことができれば、F1に必要なスーパーライセンスを獲得できますから、もうそれは目の色を変えて殴り込んでくるようなものです。

また、ルーキーでは全日本F3選手権のチャンピオン、坪井翔(JMS P.MU CERUMO INGING/トヨタ)、全日本F3選手権でも活躍したアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING/ホンダ)、F2で優勝を飾った牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING/ホンダ)らツワモノ揃い。SF14で多くの経験をしてきた先輩ドライバーたちは実力派のルーキーたちの登場にまさに戦々恐々と言ったところになるでしょう。

今季はチャンピオンの山本尚貴がTEAM 無限からDOCOMO DANDELIONに移籍。歴史に残る名勝負となった最終戦で山本とチャンピオンを争ったニック・キャシディがKONDO RACINGからVANTELIN TEAM TOM’Sへと移籍。2人のチャンピオン候補が新たな環境下で挑むというのは実に興味深いシーズンと言えますね。

鈴鹿での事前テストでは今季から日本に腰を据えてレースをする福住仁嶺(DOCOMO DANDELION/ホンダ)がトップタイムをマーク。また富士テストでは山本尚貴(DOCOMO DANDELION/ホンダ)がトップタイムと、2人揃って移籍となったDOCOMO DANDELIONが好調ぶりを見せています。ホンダエンジンユーザーが昨年一気にトヨタとの差を詰めチャンピオンを奪還した2018年の勢いそのままに突っ走るのか、それともトヨタ陣営があっと驚く逆転劇を見せるのか。大接戦のアタック合戦、新オーバーテイクシステムを使った駆け引きなど見どころ満載のシーズンが幕を開けます。

辻野 ヒロシ

辻野 ヒロシ

1976年 鈴鹿市出身。アメリカ留学後、ラジオDJとして2002年より京都、大阪、名古屋などで活動。並行して2004年から鈴鹿サーキットで場内実況のレースアナウンサーに。
以後、テレビ中継のアナウンサーやリポーターとしても活動し、現在は鈴鹿サーキットの7割以上のレースイベントで実況、MCを行う。ジャーナリストとしてもWEB媒体を中心に執筆。海外のF1グランプリやマカオF3など海外取材も行っている。

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