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モーター スポーツ コラム 2019年4月17日

SUPER GT2019 第1戦レビュー

SUPER GT by 秦 直之
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昨年、特にシーズン後半戦は苦戦を強いられたニッサン勢だけに、躍進を遂げられた理由としてクインタレッリは、「ドライバーが成長した(笑)。実際、すべてが良くなって、車体のセットアップ、エンジンも良くなって、もちろんタイヤも。レギュレーションで大きなことはできないけれど、細かいことの積み重ねが機能した」からだという。

3番手は連覇を狙う、山本尚貴/ジェンソン・バトン組のRAYBRIG NSX-GTが獲得。どうやら公式テストでのホンダ勢、苦戦は意図的なものだったのが明らかに。その一方で、レクサス勢はQ1突破できたのは平川遼/ニック・キャシディ組のKeePer TOM’S LC500だけで、Q2でも7番手に甘んじた。

GT300はQ1が2グループに分けられ、Aグループのトップは埼玉トヨペットGBマークX MCを駆る吉田広樹で、1分25秒393をマーク。そして、BグループではARTA NSX GT3の高木真一が1分25秒448でトップに立つ。

続いて行われたQ2では、ARTA NSX GT3をドライブするGTルーキーの福住仁嶺が、1分24秒889でポールポジションを獲得。そしてK-tunes RC F GT3を新田守男とともに走らせる、やはりGTルーキーの阪口晴南が1分24秒905を記録して2番手につけることとなった。3番手は埼玉トヨペットGBマークX MCの脇阪薫一が獲得。「GTは初めてですが、チームや高木さんにいろんなことを教えてもらい、いいクルマに仕上げてくれたので。ただ、Q1で高木さんがトップだったから、ちょっと緊張しちゃいましたけど」と福住は語っていた。

豪雨の中、RAYBRIG NSX-GTがトップに浮上!

土曜日までは好天に恵まれた岡山国際サーキットだったが、日曜日の天候は一転。それも当初の天気予報では、土曜日の未明から雨が降り始めるも、日曜日の早朝にはやんで決勝のスタートまでに路面は乾くとの予想だったのだが、これが大幅にずれ込んでしまう。実際に降り始めたのはお昼前。だが、これがマシンをグリッドに並べる頃には、いったん止んでいたから始末が悪い。そのまま天候キープを望む向きも多かったのだが……。

スタートを間近に控え、雨はまた降り始め、SCスタートでのレース開始が発表される。そして3周の先導の後、本格的にレースが始まっていく。トップはもちろんMOTUL AUTECH GT-Rのクインタレッリ。その後方では2番手争いが激しく、RAYBRIG NSX-GTの山本が、バックストレートでさっそくカルソニックIMPUL GT-Rの佐々木をかわしていた。が、その直後、GT300にアクシデントが発生。SCが導入される。

11周目にレースが再開すると、クインタレッリに山本は迫り、2コーナーで早くも逆転に成功。さらに勢いを増した雨にタイヤが十分対応できず、クインタレッリはさらにKEIHIN NSX-GTの塚越広大にもかわされてしまう。苦戦を強いられているのは佐々木も同様。13周目にARTA NSX-GTの伊沢拓也に抜かれた後、13周目のモスSでまたしてもGT300にアクシデントが発生。SCが導入されて間もなく、赤旗によってレースは中断となる。

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