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モーター スポーツ コラム 2019年3月20日

フォーミュラE第6戦・中国~5人目のウイナー誕生で上位4人が2点差の大混戦

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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さぁこれで、今シーズンは戦を終えて、なんと5人のウイナーが誕生。前戦・香港の前以上にポイントランキングも大混戦となっています。ランキング首位はサム・バード(ヴァージン)=54点、2位にジェローム・ダンブロージオ(マヒンドラ)=53点、3位にルーカス・ディグラッシ(アウディ)=52点、4位にエドワルド・モルタラ(ヴェンチュリ)=52点と上位4人のポイント差はわずか2点という接戦ぶり。5位のアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(BMW)も47点と近いところにつけているので、そろそろシーズン折り返しのタイミングを迎える中ではなかなかないシチュエーションになっています。

そんな中、予選のポールシッターも5戦終えて5人。アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(BMW)、サム・バード(ヴァージン)、セバスチャン・ブエミ(日産)、パスカル・ウェーレイン(マヒンドラ)、そして前戦・香港ではルーキーのストフェル・バンドーン(HWA)が獲得と、ランキング上位の顔ぶれとはまた一味違うメンツが揃っています。元F1ドライバーのストフェル・バンドーン(HWA)が躍進したというのは前線の印象的なポイントだったと言えますね。

さて、勢いに乗っているのは一体誰なんでしょう?本当に分からなくなりました。強いチーム、他を圧倒する速さのドライバーというのが存在せず、誰しも勝利を狙える位置にあるというのが今季の「フォーミュラE」。走りの勢いという意味ではサム・バード(ヴァージン)の元気良さが目立ちますが、彼もこれ以上のラフプレーはシリーズ後半に向けてペナルティを取られたくないですから、しばらくは大人しくクレバーなレースを展開せざるを得ない状況です。

そんな中、チームとしてホームレースとなるのが中国国籍の「DS・テチータ」。2018年王者のジャン・エリック・ベルニュ(DS・テチータ)、昨年はメキシコで「フォーミュラE」史上初の1-2フィニッシュに貢献したアンドレ・ロッテラー(DS・テチータ)を擁する強豪ですが、今季は昨年のような巧みなレース運びができず、まだ未勝利。しかも、ジャン・エリック・ベルニュ(DS・テチータ)がランキング11位、アンドレ・ロッテラー(DS・テチータ)がランキング12位という大苦戦。チャンピオン争いという意味では黄色信号が点滅中です。

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