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モーター スポーツ コラム 2019年3月25日

スーパースポーツ世界選手権 第2戦タイ ~開幕戦6位発進の大久保光が過去最高位を狙う!~

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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ヤマハ勢の中で勢いがあったのは2018年をランキング4位で終えたランディ・クルメナッハー(ヤマハ)。新たにチームメイトになったフェデリコ・カリカスロ(ヤマハ)と共に予選から速さを見せ、レースの序盤を1-2でリードしました。しかしながら、タイヤ交換を終えてピットアウトする時にカリカスロはバイクスタンドを外す前にピットアウトしようとしてタイムロス。これで1-2体制が崩れてしまいました。しかしながら、ランディ・クルメナッハー(ヤマハ)はジュール・クルーゼル(ヤマハ)とのトップ争いを制して優勝。フェデリコ・カリカスロ(ヤマハ)は何とか3位表彰台を獲得しました。

速さと非常に落ち着いたライディングで優勝したランディ・クルメナッハー(ヤマハ)はスイス出身のライダーで、彼もまたロードレース世界選手権(グランプリ)の経験が豊富な選手です。グランプリでの優勝こそ無いものの、125ccクラスで5シーズン、Moto2(600cc)で5シーズン戦ってきたキャリアがあり、2016年に「スーパースポーツ世界選手権」にカワサキでデビューした開幕戦・フィリップアイランドではいきなりの優勝を成し遂げています。Moto2時代にもフィリップアイランドでは8位、10位という成績を残しており、昨年も2位表彰台ですから、他のサーキットに比べると彼が得意とするコースだったと言えるかもしれません。

そして迎える第2戦ブリーラムは昨年、ランディ・クルメナッハー(ヤマハ)がヤマハ移籍後の初優勝を成し遂げたコースでもあります。そういう意味では相性の良いコースが続くクルメナッハーの開幕2連勝が期待されます。ただ、ブリーラムのレースは激しい接近戦となるので、最後まで気を抜けない戦いになるでしょう。

一方で、開幕戦は日本期待の大久保光(カワサキ)が光り輝いたレースでもありました。大久保は予選8番手からスタートで一気に順位をあげて一時4位を走行。タイヤ交換後はチームメイトのルーカス・マヒアス(カワサキ)に先行され、順位を下げますが、レース終盤にコレンティン・ペロラーリ(ヤマハ)をオーバーテイクして7位に浮上。ルーカス・マヒアス(カワサキ)がタイヤ交換時のピット滞在時間違反によりタイム加算となったことで、大久保は結局6位に昇格。自身のベストリザルトタイ記録を得ることになりました。

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