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モーター スポーツ コラム 2019年3月7日

フォーミュラE第5戦・香港~4人の勝者が生まれる大混戦の戦いを抜け出すのは?

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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昨年はF1を離れ、メルセデスからDTMを戦っていたウェーレインですが、メルセデスはDTMから昨年限りで撤退。その影響もあり、今季から「フォーミュラE」へと転向してきました。本来ならメルセデスが本格的なワークス参戦を前に準備する「HWA」から参戦するのがセオリーですが、ローゼンクビストのインディカー転向に伴い、トップチーム「マヒンドラ」のシートを獲得することになりました。新規参戦のHWAよりもトップ争いができるノウハウを持ち合わせたマヒンドラの方が、より多くのことを学べるはずですから、彼はまさに最高の環境を手に入れていると言えます。

ウェーレインは「フォーミュラE」1年生ながらも第3戦・チリでは2位表彰台を獲得。トップチームの新戦力という名に恥じない活躍をいきなり見せつけました。そして前戦・メキシコでの好パフォーマンスですから、今後に大きな期待が高まります。ウェーレインは開幕戦欠場ながらもトップから23点差のランキング5位。今回の香港で混乱に巻き込まれずに上位フィニッシュを果たせば、一気にシーズンの主役となる可能性も出てきます。そういう意味ではシーズン中盤は、かつて先輩ローゼンクビストが見せた新スター誕生的なインパクトを放つウェーレインに注目。まずは香港で快進撃をさらに見せてくれるでしょうか?

一方、国内メーカーとして参戦する「日産」はセバスチャン・ブエミ、オリバー・ロウランド共に2戦連続のノーポイントと、厳しいレースが続いています。日本から飛行機ですぐ飛んでいけるし、時差も1時間の香港ラウンドは日本のファンもテレビの前で応援しやすいので、そろそろ表彰台の頂点に登ってもらいたいところですね。これから香港、中国と続く、電気自動車のビッグマーケットでの戦いはメーカーとしても負けられません。

辻野 ヒロシ

辻野 ヒロシ

1976年 鈴鹿市出身。アメリカ留学後、ラジオDJとして2002年より京都、大阪、名古屋などで活動。並行して2004年から鈴鹿サーキットで場内実況のレースアナウンサーに。
以後、テレビ中継のアナウンサーやリポーターとしても活動し、現在は鈴鹿サーキットの7割以上のレースイベントで実況、MCを行う。ジャーナリストとしてもWEB媒体を中心に執筆。海外のF1グランプリやマカオF3など海外取材も行っている。

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