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モーター スポーツ コラム 2019年2月15日

フォーミュラE第4戦・メキシコシティ~3戦終えて勝者3人の大混戦!日産の勝利はあるか?

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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「フォーミュラE」は全車が同じシャシー「Gen2」を使うレースであり、バッテリー(マクラーレン製)、ギアボックス(ヒューランド製)、タイヤ(ミシュラン製)も全車共通。メーカーが独自に開発できるのは動力部分であるモーターを中心としたパワーユニットであり、エンジン車やハイブリッド車に比べて開発コストは格安で、その分、差が生まれにくいのです。性能の均衡具合が巨大自動車メーカーvs新興メーカーの戦いをうまく演出していると言えますが、巨大自動車メーカーは参戦コストが安いから参戦しているわけではありません。低コストで未来に向けたプロモーションになるという部分は大きなメリットがありますが、やはり巨大自動車メーカーは将来のスペシャルな電気自動車のリリースに向けて、「フォーミュラE」のパワートレイン開発を通じて得られる電気自動車のノウハウを活かそうとしています。未来に繋がるデータ蓄積ということですから、当然のごとく巨大自動車メーカーはそれ相応の投資を行っていくことになるわけです。特に重要なのはパワートレインを走らせるコンピューターのソフトウェア。巨大自動車メーカーのマネー流入は今後、目に見えない部分で目に見える差を産んで行く可能性があります。ただ、現時点では目に見える差は生まれていないのはこの3戦でも明らかで、これだけ差がない状況は今ならではの面白さかもしれません。

そんな中、日本での「フォーミュラE」に対する関心はやはり日本初の自動車メーカーとしてのワークス参戦となった「日産」の活躍でしょう。これまでフォーミュラカーのレースには積極的には参戦してこなかった「日産」ですが、今や羽田空港の国際線ターミナルでも大々的に広告を出すなど、「フォーミュラE」参戦はトッププライオリティの活動と言えます。

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