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モーター スポーツ コラム 2018年11月12日

2018年 WRC 第13戦(最終戦)ラリー・オーストラリア “三つ巴の年間チャンピオン争い”

Mr.フクイのものしり長者 de WRC ! by 福井 敏雄
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路面は日常使用の少ない柔らかいグラベルの林道と道幅のやや広いカントリーロードの組み合わせでトラクションの差が大きいコースとなっています。オーストラリアはポルトガルと共にスタート順の有利・不利の問題が発生した元祖です。デイ1はオジェが大分苦労するでしょう。今回のステージは大幅に変更されSS16本(8箇所)が新コース、それに名物SS約50キロのマラソンコースは分断され逆走となりますのでベテランドライバーたちが持っている情報が充分生かしきれないこともあってペースノートが非常に重要になります。チャンピオン争いの上位3人は短めのSSで毎回スプリントを繰り返すことになり今回は“速く、上手に”走ることを要求されます。またパワーステージは単なるアトラクションでなくチャンピオンを決める要素になるかもしれません。

今シーズン12戦を終わって優勝者はローブ復活の1勝を除くと、オジェとタナクがそれぞれ4勝、ヌーヴィル3勝と主役が限定されてしまいました。ラトバラ、パッドン、エヴァンス、ラッピなどのかく乱戦術にも期待しましょう。

ラリー終了後には一同シドニーの有名なオペラハウスの会場に移動して締めのガラ※ が開催されるとのことです。

競技の概要は下記のとおりです。

 SS本数SS kmLiaison kmTotal km
L-1(11/16) 8 101.68 km 248.63 km 350.31 km
L-2(11/17) 10 133.00 km 311.37 km 444.37 km
L-3(11/18) 6 83.96 km 138.43 km 222.39 km
Total 24 316.64 km 698.43 km 1017.07 km

※ガラ=表彰式

福井 敏雄

福井 敏雄

1960年代から欧州トヨタの輸出部員としてブリュッセルに駐在。1968年、トヨタ初参戦となったモンテカルロからラリー活動をサポート。トヨタ・モータースポーツ部のラリー担当部長、TTE(トヨタ・チーム・ヨーロッパ)副社長を歴任し、1995年までのトヨタのWRC圧勝劇を実現させた。

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