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モーター スポーツ コラム 2018年10月25日

【スーパーフォーミュラ第7戦・JAF鈴鹿GPプレビュー】250km・一本勝負の最終戦は優勝がチャンピオンへの近道

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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この三人に続いて、岡山で優勝を飾った関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL/トヨタ)、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL/トヨタ)のIMPUL勢が17点で並んでいますが、12点差を逆転するには優勝、かつ上位三人がノーポイントで終わらなくてはいけないので、条件的には非常に厳しいポイント差です。開幕戦の鈴鹿では同士討ちも発生してしまったIMPULの二人ですが、どちらも速さは充分。予選から上位に来る可能性が高いと考えられます。チャンピオンの可能性を残しているわけですから他チームに配慮することは考えられないですし、そういう意味ではIMPULのあっと言わせる速さにも大いに注目したいところです。

今季は第2戦・オートポリスが悪天候で中止となったため、実質6レースでの戦いになっています。横浜ゴムの2スペックのタイヤ使用が全戦で義務付けられ、非常にスリリングな決勝レースが楽しめるシーズンになっています。ただ、鈴鹿に関してはやはりポールポジション有利。乱気流などで空力の影響を受けにくいトップ独走というシチェーションが最も理想的というのは変わりません。そういう意味では予選のポールポジション争いは大いに見ものです。

そんな中、SUPER GTでもタイトルを争うことになっているニック・キャシディ、平川亮、山本尚貴、関口雄飛がスーパーフォーミュラでもタイトルを争う展開になっているとは何とも刺激的。チャンピオン候補者の中でタイトル経験者は山本と石浦の2人だけ。シングルシーター最速決定戦、スーパーフォーミュラの現行レギュレーション下最後のチャンピオンは誰が獲得することになるのでしょうか。

辻野 ヒロシ

辻野 ヒロシ

1976年 鈴鹿市出身。アメリカ留学後、ラジオDJとして2002年より京都、大阪、名古屋などで活動。並行して2004年から鈴鹿サーキットで場内実況のレースアナウンサーに。
以後、テレビ中継のアナウンサーやリポーターとしても活動し、現在は鈴鹿サーキットの7割以上のレースイベントで実況、MCを行う。ジャーナリストとしてもWEB媒体を中心に執筆。海外のF1グランプリやマカオF3など海外取材も行っている。

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