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モーター スポーツ コラム 2018年10月25日

【スーパーフォーミュラ第7戦・JAF鈴鹿GPプレビュー】250km・一本勝負の最終戦は優勝がチャンピオンへの近道

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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では、2018年のチャンピオン候補を見て行きましょう。ランキング首位は第4戦・富士で優勝を飾ったニック・キャシディ(KONDO RACING/トヨタ)=29点。今季は優勝含む表彰台が3回と安定した速さを見せています。KONDO RACINGはこれまで長く下位あるいは中段に埋もれていましたが、昨年からキャシディと山下健太の若手二人が躍進。ついに10年ぶりの優勝を成し遂げるまでになりました。先日鈴鹿で開催されたF1日本グランプリのパドックにも売り込みに来ていたというキャシディは将来的なF1へのステップアップにも繋がるチャンピオンという称号を手に入れることができるか注目です。

そしてランキング2位は石浦宏明(P.MU CERUMO INGING/トヨタ)=25点。石浦は今季の第5戦・ツインリンクもてぎで優勝を飾っていますが、表彰台は僅かに2回と混戦の中で厳しいレースも続いています。ランキング首位のキャシディとのポイント差は4点。ポールポジションを誰が取るかにもよりますが、優勝すれば自力で逆転チャンピオンを獲得できる唯一の存在です。仮に石浦がポールポジションを獲得して1点獲得したとすれば、その差は3点に縮まって逆転の可能性がアップします。また、仮にキャシディがポールを獲った場合は5点差になりますが、この場合でも石浦は優勝することで2勝、キャシディ1勝で同ポイントからの勝利数差で石浦は逆転できます。

ランキング3位は今季2勝を飾っている山本尚貴 (TEAM 無限/ホンダ)=24点。前戦・岡山が10位フィニッシュでノーポイントに終わり、逆転の可能性はキャシディに対してこのレースで5点以上の差をつけること。なおかつ石浦の前でゴールすることになります。山本が得意中の得意である鈴鹿ではポールポジションを奪取する可能性が高いですから1点獲得すれば、キャシディとの差を4点に詰めることができるわけですから、開幕戦のパーフェクトな戦い方をチームとしては再現したいところでしょう。SF14シャシー/直列4気筒2000ccターボになって以来、一度もタイトルを獲得できていない元チャンピオンの本気の走りが楽しみです。

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