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モーター スポーツ コラム 2018年10月24日

SUPER GT第7戦レビュー

SUPER GT by 秦 直之
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好調にトップを走り続けていたかに思われていたHOPPY 86 MCに……

GT300では後方グリッドからスタートを切るはずだった、TOYOTA PRIUS apr GTがピットスタートを切ることに。これは本来装着するタイヤが、上がった路面温度に対応できないことがウォーミングアップで明らかになっていたための積極的な戦略だ。どこまで順位を上げて来るか注目された。

一方、ポールスタートのHOPPY 86 MCの坪井はグリーンシグナルの点灯とともに鋭いダッシュを決めて、後続を寄せつけず。GAINER TANAX triple a GT-Rの吉田、マッハ車検MC86 Y’s distractionの坂口、SUBARU BRZ R&D SPORTの山内英輝が順当に続いた一方で、6番手の好位置からスタートした埼玉トヨペットGreen BraveマークX MCの番場琢はスピンで遅れ、グッドスマイル初音ミクAMGの片岡は第2ヘアピンを曲がりきれず。先を行く4台からは離されてしまう。

その片岡に迫ってきたのが、Modulo KENWOOD NSX GT3の道上龍だ。高地に位置するサーキットではターボパワーが効く。3周目に道上は前に出た一方で、片岡が次の周にピットへ戻って来る。タイヤがマッチせず、2ストップ作戦を採ることとなったからだ。その頃、6番手を争っていたのが、リーガルフロンティアランボルギーニGT3の元嶋佑弥とK-tunes RC F GT3の中山雄一だった。7周目に中山は前に出る。 その間にも激しく2番手を争っていたのが、吉田と坂口、そして井口だ。8周目に坂口が吉田を抜いて2番手に浮上。この段階でトップの坪井とは4秒の差があったが、勢いに乗る坂口はそのまま差を詰めていく。13周目からはテール・トゥ・ノーズ状態に。18周目からSCランが行われたことは、坪井にとって有利に働いた。リスタートを決めて、坂口との差を再び広げられたからだ。このあたりは経験の差と言えるだろう。

26周目、トップのHOPPY 86 MCがピットイン。松井に交代するとともにタイヤはフロントの2本だけ交換する。その直後には、4番手を争っていたSUBARU BRZ R&D SPORTとModulo KENWOOD NSX GT3もピットに入ったが、先に大津弘樹がコースに戻って、井口とポジションを入れ替えることとなった。その頃、順位を入れ替えていたのが中山と元嶋だ。28周目にK-tune RC F GT3が前に出ていたことが、後に重要な意義をなす。

トップを走っていたマッハ車検MC86 Y’s distractionが、ピットに戻ってきたのが31周目。しかし、ピット作業に手間取り、代わった平木は順位を落とすことに。その間にトップに立ったのはK-tunes RC F GT3の中山で、2番手はリーガルフロンティアランボルギーニGT3の元嶋。このあたりが、ピットに入った後の順位も注目されていた。

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