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モーター スポーツ コラム 2018年10月24日

SUPER GT第7戦レビュー

SUPER GT by 秦 直之
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TOM’S勢が今季2度目の1-2フィニッシュに成功、レクサス勢としても4位までを独占!

なかなか抜けないということで我慢の走りを強いられていた、キャシディの視界が開けたのが26周目。SCがピットに戻って間もなく、まずRAYBRIG NSX-GTがピットイン。その次のKEIHIN NSX-GTがピットに滑り込んできたからだ。そしてRAYBRIG NSX-GTも。続く27周目にはARTA NSX-GTもピットイン。これでKeePer TOM’S LC500は自動的に2番手へと浮上することとなった。 一方、TOM’Sの2台は30周目に揃ってピットイン。それぞれ関口、平川亮に交代する。戻った場所はホンダ勢の前! そして33周目からトップを走ったのは、WedsSport ADVAN LC500の山下だった。42周目には国本雄資と交代するが、それでも3番手に踏み留まることに。そして、その頃のホンダ勢は明らかに苦しそう。KEIHIN NSX-GTの塚越が4番手につけていたが、42周目にZENT CERUMO LC500の石浦宏明に抜かれたばかりか、次の周にはRAYBRIG NSX-GTの山本にも塚越はかわされていた。

その頃、トップを行くau TOM’S LC500の関口は、KeePer TOM’S LC500の平川を4秒以上も離しており、そのまま逃げ切ることが予想された。しかし、残り10周を切ったあたりから、平川のペースが上回るようになり、徐々に差が詰まっていく。そして、残り6周となった59周目の第2ヘアピンで、平川がトップに浮上! そのまま逃げ切ったゼッケン1は、今季初勝利を飾ることとなった。

3位はWedsSport ADVAN LC500で、4位はZENT CERUMO LC500とあって、レクサス勢は上位を独占。そのZENT CERUMO LC500の背後に終盤つけたが、抜くまでには至らなかったRAYBRIG NSX-GTは5位に。その結果、山本とバトン、平川とキャシディは同点で並んで最終戦に臨むこととなった。一方、ポールポジションからスタートしたARTA NSX-GTは、48周目の第2ヘアピンで追突を食らっていたこともあり、12位につけるのがやっとだった。

「素晴らしいクルマを用意してくれたチームに、とても感謝しています。僕のスティントはペースも良くて、それほどリスクを追わずに走りました。100号車(RAYBRIG NSX-GT)の前に出ることだけを考えて、安全に行ったつもり。去年もシーズン終盤に追いついて、逆転もしているから、少しは自信もある。ホンダ勢も強いし、次のもてぎは短いし、なかなか抜けないので、どうなるか分からないけど、僕としてはすごく楽しみです」とキャシディ。そして平川は「予選でホンダ勢に上位を独占されて、少し落胆していたんですが、決勝では僕らTOM’S勢がワンツーで、すごく強いチームなんだなって改めて思いました。またチャンピオンを争えることは嬉しいんですが、油断はできないと思います。次も100だけ見て、前でゴールすることを心がけます」と語っていた。

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