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モーター スポーツ コラム 2018年10月15日

SUPER GT第7戦プレビュー

SUPER GT by 秦 直之
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テストでは苦戦を強いられていたRAYBRIG NSX、唯一燃リスも絞られ……

さっそくいつものように、テストのおさらいをしてみよう。オートポリスでは8月28~29日に公開タイヤテストが行われ、GT500は7台が、GT300は10台が参加。合同テストとは異なり、ほぼ全車が出ているわけではないので、参考程度にはなってしまうが……。

注目のホンダ勢だが、初日はMOTUL MUGEN NSX-GTの武藤英紀/中嶋大祐組が1分35秒693で4番手につけたのが最上位。2日目に至っては、RAYBRIG NSX-GTが1分35秒950で、ようやく6番手につけている。まぁ、温度域もまったく異なるし、この時に積まれたウエイトがどれほどだったか、さらに言うならばこなしていたメニューもそれぞれだろうから、そのまま当てはめることはできないが、苦戦を強いられたという印象は強い。

では、トップにつけたのは、というと初日がZENT CERUMO LC500の立川祐路/石浦宏明組で、1分35秒459をマーク。これに1分35秒522でフォーラムエンジニアリングADVAN GT-RのJ.P.デ・オリベイラ/高星明誠組が、そして1分35秒592でカルソニックIMPUL GT-Rの佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー組が続いている。2日目は1分34秒855を記したカルソニックIMPUL GT-Rがトップで、1分35秒010のZENT CERUMO LC500、そして1分35秒220のフォーラムエンジニアリングADVAN GT-Rという順で、トップ3の顔ぶれは2日間とも一緒なのだ。

先にも述べたとおり、このタイヤテストには全車は出場していない。繰り返しにはなるが、参考程度。だが、この3台はマークすべき存在であるのは間違いない。カルソニックIMPUL GT-Rは29kg、フォーラムエンジニアリングADVAN GT-Rは18kgと、幸か不幸かウエイトに苦しんでいない。一方、そこまでではないにせよ、ZENT CERUMO LC500も36kgだ。今年は第2戦・富士以外、絶対的な速さを見せられずにいるが、15台中ただ1台、全戦で入賞を重ね、手堅くポイントを重ね続けている。そろそろ我慢が実る時ではなかろうか。

逆にあくまでもテストはテスト、とするならば……。昨年のポールポジションはRAYBRIG NSX-GTが獲得し、決勝でも3位。優勝はau TOM’S LC500が飾って、2位はKEIHIN NSX-GT。この結果からすると、ホンダ勢がオートポリスを苦手としている印象はない。テストは三味線? ただ、今回のRAYBRIG NSX-GTは、ウエイト半減とはいえ唯一、燃料リストリクターを絞られており、重さ以上にそのことが影響を及ぼしそうだ。同じホンダ勢で、ブリヂストンということで、KEIHIN NSX-GTの塚越広大/小暮卓史組が鍵を握るのではないか?

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