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手元の記録から、国内トップフォーミュラの速さ(ポールポジションラップタイム)の変遷を示してみます。
※鈴鹿&富士の現行サーキット距離で比較=鈴鹿2003年以降、富士2005年以降
鈴鹿:
2003年1分45秒161
2018年1分36秒911
富士:
2005年1分28秒340
2014年1分23秒044
鈴鹿で約8%、富士で約6%タイムが速くなっている。
来年から導入されるSF19は、現在のテスト走行の段階で非公式ながらコースレコードを更新している。同じ比較で10%速くなる可能性もある。これは、とても素晴らしいことだけれど、一度立ち止まって一度速さについて考えてもよろしい時期にきているのではないでしょうか。1%に満たない速さの向上を実現するのも大変なのに…。近年の上昇率は凄すぎる。
速さを制限することについて、モータースポーツの関係者は、拒否はしないものの、これまで永年追求してきた速さをつき進めたいという行動を止めない、でしょう。速さへの開発の動きを止めることは、関係者の存在意義を否定されてしまうと考えるだろう。特にドライバーは、海を高速で泳ぐマグロみたいにじっとしていることができない、止まることができない性分だから、彼らにゆっくり走るモータースポーツを考えようと提案しても無理。だから、モータースポーツ全体として止めどない高速化への歯止めを実施しつつ魅力的な競技を創り上げるアイデアを出す時期にきていると思うのでした。
今週末は、富士でWECです。トヨタの凱旋レースは如何に!
高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。
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