人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2018年10月11日

【スーパースポーツ世界選手権 第11戦アルゼンチン プレビュー】南米の新設コースで加熱するチャンピオン争い!

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
  • Line

新設コースでの戦いは真のスーパースポーツ使いは誰かを決めるレース。深夜2時10分からという、かなり深い時間からの放送になりますが、ぜひライブでお楽しみください。

さて、前戦・ポルティマオのレースは序盤から波乱の展開となりました。チャンピオンを争うサンドロ・コルテセ(ヤマハ)とジュール・クルーゼル(ヤマハ)が2周目に接触、転倒。クルーゼルはコルテセの転倒に巻き込まれる形となり、そのまま再スタートできず、痛恨のリタイア。コースの縁石を叩いて悔しがる姿が印象的でした。シーズンも終盤に来て、なんという不運でしょう。

クルーゼルの悪夢のような状況はコルテセが再スタートを切って、5位まで追い上げたことでさらに最悪の状況になりました。これでクルーゼルがノーポイントに終わり、サンドロ・コルテセ(ヤマハ)=149点、ジュール・クルーゼル(ヤマハ)=133点で16点差にポイント差が広がりました。前線までは5点差の接戦だったことを考えると、終盤戦に来てこの差が付くのはクルーゼルにとって非常に痛い状況です。

「スーパースポーツ世界選手権」は激しいレースで非常に見応えがありますが、あの展開の中でもトップライダーたちはきっちりとフィニッシュまでバイクをもっていきます。ランキング首位のサンドロ・コルテセ(ヤマハ)は今シーズン1度もリタイアしておらず、全てのレースで 6位以内のフィニッシュを成し遂げています。一方、ジュール・クルーゼル(ヤマハ)は今季3度の優勝を飾っていますが、2度目のリタイアということで、これが16点の差になってしまっているということです。今回に関してはクルーゼルが可愛そうすぎますが。

とはいっても、残り3戦。まだまだ逆転するチャンスはクルーゼルにあります。今回は地元・フランスのレースですから、クルーゼルにとっては応援を受けての素晴らしい走りに期待したいですね。彼はやはりホームコースであるマニクールが得意です。これまで「スーパースポーツ世界選手権」ではマニクールで3勝を飾っているのです。今季からヤマハYZF-R6に乗っていますが、2012年にはホンダで優勝、2014年と2016年はMVアグスタで優勝。果たしてヤマハでも優勝を飾れるかというところです。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ