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モーター スポーツ コラム 2018年9月21日

SUPER GT 第6戦レビュー

SUPER GT by 秦 直之
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一時はトップにも立ったカルソニックIMPUL GT-Rだったものの……

予選の行われた土曜日は、気まぐれな天候に少々翻弄された感もあったが、日曜日のSUGOはまさに秋晴れ。爽やかなコンディションとも相まって、スタンドには28,500人もの観衆が詰め寄せていた。

81周で争われる決勝レースで、1コーナーへのホールショットを決めたのは、RAYBRIG NSX-GTの山本。カルソニックIMPUL GT-Rのマーデンボローを寄せつけず、きれいなスタートを切る。3番手につけたのはARTA NSX-GTの伊沢だ。その3台に続いてスタートした、KEIHIN NSX-GTの小暮卓史は、5周目のSPコーナーでコースアウト。すぐに復帰はなったが、7番手にまで順位を落としていた。

9周目の1コーナーで、伊沢がマーデンボローをパス。GT300をうまく使った格好だ。その頃、トップの山本は約4秒先行。序盤のうちに、できるだけ逃げておこうとしているのは明らかだ。一方、伊沢とマーデンボローのバトルは、その後も続く。19周目のハイポイントコーナーで、マーデンボローは再逆転に成功。
視界の開けたマーデンボローは、一気にペースを上げて、トップの山本にも近づいていく。そして23周目の1コーナーでカルソニックIMPUL GT-Rは、待望のトップに浮上! だが、RAYBRIG NSX-GTも負けてはいない。いったんは引き離されそうになったものの、再び近づいてバトルを繰り広げることに。
一方、この頃、負けず劣らず激しいバトルを演じていたのが、4番手を争うMOTUL MUGEN NSX-GTの武藤英紀と、ZENT CERUMO LC500の立川祐路。7番手スタートだった立川ながら、着実に追い上げて、さらなるポジションアップを狙っていた。先にピットに入ったのは、MOTUL MUGEN NSX-GTで、33周目に中嶋大祐に交代。
35周目、2番手を行くRAYBRIG NSX-GTがピットに滑り込んでくる。わずか40秒でバトンをコースに送り出し、まずは8番手でレースを折り返すことに。そして、37周目にはZENT CERUMO LC500もピットイン。石浦宏明がコースに戻ると、中嶋大祐の前につけていた。
トップのカルソニックIMPUL GT-Rは、39周目にピットイン。ARTA NSX-GTもこれに続く。佐々木はバトンの前! しかし、冷えているタイヤでは踏ん張りが効かず、ハイポイントコーナーでKENWOOD NSX-GTが逆転を果たす。これで事実上のトップに返り咲き、佐々木、野尻、石浦、そして中嶋大祐という順となる。ギリギリまで交代を遅らせたのは、DENSO KOBELCO SARD LC500のヘイキ・コバライネンだったが、小林可夢偉と交代した46周目には13番手に後退。今回は早めの交代が正解だったようだ。

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