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モーター スポーツ コラム 2018年8月17日

【スーパーフォーミュラ第5戦・ツインリンクもてぎプレビュー】~後半戦の鍵を握るのは福住仁嶺か!?~

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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福住がルーキーながら開幕戦と変わらぬ速さを見せたとすると、心落ち着かない状況になるのはランキング上位の5人(実質4人)。今回のツインリンクもてぎでポイント差を詰めたい、あるいは広げたいドライバーたちのそれぞれの思惑がレース展開によって変化してきます。シリーズチャンピオン争いはさらに混沌としたものになるとより後半戦に見応えが出てきますが、そういう意味でもツインリンクもてぎのレースは天下分け目の戦いと言えます。

昨年のツインリンクもてぎで輝いたのはポールポジションを獲得した山下健太(KONDO RACING/トヨタ)。そして、2スペックタイヤのレースで2ストップ作戦を敢行した塚越広大(REAL RACING/ホンダ)。今回は中嶋一貴、小林可夢偉というトップドライバーが欠場しますが、チャンピオンを争うドライバーたちに牙を向く伏兵がたくさん居ると言えますから、速さと戦略、総合的なマネージメント力が問われるレースになりそう。昨年優勝したピエール・ガスリーのデータを持つ「TEAM無限」が速さを見せるのか、それとも「KONDO RACING」が富士の優勝で昨年のデータを活かして逆転するか、あるいはチャンピオン2人を擁する「P.MU CERUMO INGING」が一矢報いるか、「ITOCHU ENEX TEAM IMPUL」が関口の爆発的な速さで差を詰めるか、まさに目が離せません。

今回は来季から使用するニューマシン「SF19」のデモランも予定されており、順位が変りづらいと言われるツインリンクもてぎで数々のドラマを生み出してきた「SF14」を使った最後のもてぎ対決になります。チームとドライバーによる創意工夫、思い切った奇襲作戦、日本のレーシングチームの本当の力が垣間見れるレースになることを期待したいです。

辻野 ヒロシ

辻野 ヒロシ

1976年 鈴鹿市出身。アメリカ留学後、ラジオDJとして2002年より京都、大阪、名古屋などで活動。並行して2004年から鈴鹿サーキットで場内実況のレースアナウンサーに。
以後、テレビ中継のアナウンサーやリポーターとしても活動し、現在は鈴鹿サーキットの7割以上のレースイベントで実況、MCを行う。ジャーナリストとしてもWEB媒体を中心に執筆。海外のF1グランプリやマカオF3など海外取材も行っている。

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