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モーター スポーツ コラム 2018年8月13日

2018年WRC 第9戦ラリー・ドイチェランド “注目のターマック戦”

Mr.フクイのものしり長者 de WRC ! by 福井 敏雄
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ラリー・ドイチェランドはレース王国のドイツの中にあって国際的なラリー自体の開催が遅れていた事情もあり、それほど歴史は古くありません。3つのローカルラリーを併合したことでその特徴を出しています。初日はモーゼル地方のぶどう畑の直線とヘアピンの複合コース。2日目はよく知られたザール地方の広大な軍用車両の試験場。ここでは戦車止めのヒンケルシュタインと呼ばれるブロックに注目。最終日は高速林間道路の組み合わせになっています。今年この主催者での開催は36回目、WRCになってから16回目になります。ターマック戦ですが路面はそれぞれ異なり久しぶりの路面でサスなど調整しながらの走行となりましょう。欧州も異常な暑さとも伝えられていますが一方雨天でのターマック走行はとんでもないことが起こる可能性があります。

メーカーチームのドライバー構成はフォードがオジェ・エヴァンス・スニネン、ヒュンダイがヌーヴィル・ミケルセン・ソルド、トヨタはラトバラ・タナク・ラッピ、シトロエンが2台でオストベルグ・ブリーンとなっています。

ここではオジェとヌーヴィルの一騎打ちが見られるでしょうが、北欧ドライバーで固めたトヨタの3人はターマック不得意ではないのでポディウム争いに充分参加できるでしょう。

ラリー概要は下記のとおりです。

 SS本数SS kmLiaison kmTotal km
L-1(8/16-17) 7 103.46 km 424.12 m 527.58 km
L-2(8/18) 8 150.12 km 303.82 km 453.94 km
L-3(8/19) 3 72.18 km 168.19 km 240.37 km
Total 18 325.76 km 896.13 km 1221.89 km
福井 敏雄

福井 敏雄

1960年代から欧州トヨタの輸出部員としてブリュッセルに駐在。1968年、トヨタ初参戦となったモンテカルロからラリー活動をサポート。トヨタ・モータースポーツ部のラリー担当部長、TTE(トヨタ・チーム・ヨーロッパ)副社長を歴任し、1995年までのトヨタのWRC圧勝劇を実現させた。

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