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モーター スポーツ コラム 2018年7月4日

SUPER GT 第4戦レビュー

SUPER GT by 秦 直之
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19周目からトップを、DENSO KOBELCO SARD LC500が譲らず!

日曜日のチャーン・インターナショナルサーキットは、もう雨の心配はなさそうだった。いつものように青空に白い雲がいくつも浮かんではいたが、土曜日のように黒く変化する気配はなし。グリッドにはワイルドカード参戦の地元チーム1台を含む38台のマシンが並び、相変わらずグランドスタンドは、日本のサーキット以上の賑わいを見せていた。

GT500

ポールポジションにつけたMOTUL MUGEN NSX-GTのスタート担当、武藤は好スタートを切ってコーナーに飛び込んでいき、これに続いたのは3コーナーでKEIHIN NSX-GTの木暮を抜いていた、DENSO KOBELCO SARD LC500のコバライネン。4番手にはフォーラムエンジニアリングADVAN GT-Rのオリベイラが続く。

そこから少し離れたところで、激しいバトルを繰り広げていたのが、WedsSport ADVAN LC500の山下健太とカルソニックIMPUL GT-Rのマーデンボロー、そしてRAYBRIG NSX-GTのバトンだった。勢いに乗る山下は、そこから抜け出したばかりか、やがて小暮、オリベイラにも迫るように。逆にバトンは10周目に9番手まで順位を落としていた。11周目には3コーナーで山下が2台をまとめて抜き、勢いのあるところを見せつける。次の周ではやはり3コーナーでオリベイラが小暮をかわす。だが、この2台には直前のバトルで接触もあり、どうやら空力バランスを乱している模様。やがて思うようにペースを上げられなくなり、14周目にはWAKO'S 4CR LC500のフェリックス・ローゼンクヴィストの先行も許してしまう。

その間になんとか逃げたい、MOTUL MUGEN NSX-GTの武藤だったが、バックマーカーに行く手を阻まれることも多く、そのつどDENSO KOBELCO SARD LC500のコバライネンに差を詰められてしまう。そして19周目の4コーナーで、ついにコバライネンが前に出る。トップに立ってからのペースは速く、瞬く間に武藤との差を広げていく。同じくペースの速かったのはローゼンクヴィストで、22周目には山下を抜いて3番手に浮上。レースは序盤から順位が激しく変わっていった。

続いて動いたのは、23周目の1コーナー。5番手を争っていたフォーラムエンジニアリングADVAN GT-Rのオリベイラと、カルソニックIMPUL GT-Rのマーデンボローが接触。姿勢を乱したオリベイラがコースアウトを喫し、復帰はかなわずリタイアを喫することとなる。続いて激しく繰り広げられたのは、武藤とローゼンクヴィストによる2番手争い。だが、順位が入れ替わったのは、27周目の3コーナー。ローゼンクヴィストが武藤をかわすと、一気に差を広げることとなる。これでレクサス勢のワンツー体制が築かれた。

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